米不足で米国と国産のブレンド米販売へ／イオン

イオンは、米国産と国産のブレンド米「二穂（にすい）の匠」（4㎏、2780円）を4月10日ごろから順次、イオン、イオンスタイル、ダイエー、まいばすけっとの対象店舗約2千店舗で販売する。

物価高騰下、トップバリュ75品目値下げ

グループで初となるミニマムアクセス米となるカリフォルニア米80％と国産米20％をブレンドした。4月2日に千葉市内で行われたトップバリュ価格戦略発表会で、イオントップバリュの土谷美津子社長がその経緯を説明した。昨夏以降続く米不足の中で、グループ各店舗に寄せられた切実な声に応えたという。2月にまいばすけっとで5㎏、3670円で先行販売したところ、計画比2倍の売れ行きを見せた。

食味はブレンド比率を調整することで、米国産の軽やかさと国産のふっくら感が生きた味わいが特徴。土谷社長もその味わいに対し「十分ご納得いただけると思う」と語った。販売数量は2500ｔを予定する。