「職人の珈琲」ブラッシュアップし新ブレンドも
昨年秋、味覚とともにロゴ、パッケージを一新し、深みのある余韻が特長の新ブレンド「ビターな味わいのクラシックブレンド」を発売したUCC上島珈琲の「職人の珈琲」。12月12日にはメディア向けにワンドリップコーヒーの試飲会を東京本部(東京都港区)で開催し、UCCコーヒーアカデミー東京校の村田果穂講師がおいしく入れるコツなどをレクチャーした。
「職人の珈琲」は、「いつものコーヒーに、職人のこだわりを。」をコンセプトにした同社の主力ブランドの一つ。レギュラーコーヒーの粉、ワンドリップ、インスタントコーヒー、PETボトル飲料を展開し、ワンドリップにおいて同カテゴリーで11年連続売上ナンバーワンを堅持する。
今回、既存の「深いコクのスペシャルブレンド」「あまい香りのリッチブレンド」「まろやかな味のマイルドブレンド」は、ブレンド内容、焙煎プロファイルを見直すことで雑味を抑え、コーヒーの持つ甘みを強調しバランスのある味わいにブラッシュ。併せて「ビターな味わいのクラシックブレンド」は、外食店でトレンドの苦み、コクに着目した味わいで、カフェオレ提案も推進する。
試飲会では、村田氏が抽出を実演し「92℃のお湯を用意し、少量で蒸らした後、約140mlをゆっくり2~3回に分けて注ぐことがポイント」と説明した。また「ビターな味わいのクラシックブレンド」を使ったカフェオレの裏技レシピを紹介。カップにセットしたワンドリップコーヒーに70mlのお湯を1回で注ぎ、素早く味わいを引き出すためにコーヒー粉をスプーンで5週ほど混ぜ、しばらくそのままに。そして4分たったらワンドリップコーヒーを引き上げ、あらかじめ温めておいたミルクを注いで出来上がる。「コーヒーを4分間待つ間に、違う作業ができる。カフェオレの作り方の一つとして知ってほしい」と意欲を見せた。
「職人の珈琲」サイト
https://www.ucc.co.jp/meister/
UCCコーヒーアカデミー公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=9nq0Hl7j_yY
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