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〝音〟で食事本来のおいしさを楽しむ「音飯プロジェクト」を始動/味の素

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10~20代の約8割が「スマホを見ながら食事をしている」と回答!

味の素は11月6日から、〝音〟を聴きながら食事本来のおいしさを楽しむ「音飯プロジェクト」をスタート。スマホの画面を見ることなく、音声コンテンツを通じて食事を楽しむ新しいスタイルを提案する。

プロジェクトの一環として、11月6日から2カ月間、文化放送「レコメン!」(毎週月~木曜日 午後10時00分~)で矢吹奈子さん出演による新コーナー「味の素presentsみんなで音飯!」を放送。スマホを置いて出演者とともに聴いて・食べて楽しめるトークコーナーとなっている。矢吹さんと週替わりのゲストが「今リスナーと一緒に食べたいメニュー」をテーマに、そのメニューを実際に食べながら、それにまつわる思い出話やトピックスを語る。

「スマホ見ながら飯」で食事本来の楽しさが希薄に。さらに健康リスクも

専門家によると、スマホを操作することで食事への集中力が低下し、本来の味わいを感じにくくなるため、過食や栄養バランスの偏りといった健康リスクが生じるとされている。特に若者の間では、スマホを見ながら一人で食事をする「スマホ見ながら飯」が習慣となっているという。そこで同社は全国の15~59歳の一人暮らしをしている500人を対象に、「スマホ見ながら飯」をテーマにした調査を実施した。調査期間:10月8~11日。

10~20代の約8割が「スマホを見ながら食事をしている」と回答。理由としては、「食事中の時間を有効に使いたい」「一人での食事が寂しい」「スマホをいじることが習慣になっている」などが挙げられた。

また、「スマホを操作しながら食事をする際、味わって食べていない」と答えた人は46.4%に達した。さらに、84.5%が週に4日以上一人で夕食を取っており、これが「スマホを見ながらの食事」の習慣化を助長している可能性が示唆された。一方、誰かと食事をする際は、6割以上の人が食事に対する意識が高まり、満足度も向上することが明らかとなった。

10~20代に「スマホ見ながら飯」をしている時の感覚を尋ねると、69.6%が「ついだらだら食べてしまう」、56.1%が「食事が作業的に感じる」、49.0%が「満腹感を感じにくく、つい食べ過ぎてしまう」と回答した。また、スマホを操作しないときの食事時間と比較したところ、「スマホを見ながらの食事」は約2~5分遅くなることが分かった。このように、意識が分散することで「だらだら食べ」が生じ、過食や健康への悪影響が懸念されることが明らかとなった。

一方、10~50代の約3人に1人が「一人で食事を取る際、音楽やラジオを聴きながら食事をすることがある」と回答した。そのうち、「音楽やポッドキャスト、ラジオを聴いて食事をするときは食事に集中している・味わっていると感じる」と回答した人が67.6% となり、音楽やラジオを聴きながら食べる「音飯」は、「スマホ見ながら飯」より健康的な食習慣につながると考えられている。

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