全国チャーハン調査2024
ニチレイフーズは8月8日「チャーハンの日」に合わせ、全国の一般消費者1万4100人を対象に、チャーハンに関する意識・実態調査「全国チャーハン調査2024」を実施。調査時期:5月31日~6月7日、調査方法:インターネットによるアンケート調査。
調査によると、チャーハンの年間消費量は約238万トンに達し、1か月あたりの消費量はからあげの約2.3倍という数字が示された。調査対象者の64%が1ヶ月に1回以上チャーハンを食べており、その中で約20%が週3回以上喫食する「チャーハンフリーク」となっている。
チャーハンの喫食機会に関する調査では「手作り」が減少し、「冷凍食品」は維持、「中華料理店」での喫食が増加した。20年度と比較して、コロナ禍の外出自粛から日常生活に戻りつつある中で、外食する機会が上昇したと考えられる。
都道府県別のチャーハンの喫食率ランキングは、石川県、奈良県、島根県が同率1位。一方、1ヶ月で最も消費量が多いのは東京都で、1人当たりの平均消費量は4.4㎏であった。
米飯料理の中で最も好まれているのは「チャーハン」で、好きな米飯料理の中で73・5%の支持を集めている。しかし、20代や30代の若年層では「米飯自体が好きではない」との回答が目立ち、若年層の米飯離れがチャーハンの喫食率に影響を与えている可能性があると指摘した。
手作りに入れる具材として「卵」「ネギ」「豚肉類」の順で票を集め、これらが手作りの「王道」の具材とされている。都道府県別では、福岡県や富山県などが多様な具材を使用する傾向が見られた。
一方、冷凍チャーハンは4回に3回は電子レンジを使用して調理しており、電子レンジ調理が主流となっている。冷凍チャーハンは電子レンジで美味しく食べられることが周知され、より簡単な調理が増えたと推移される。
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