好調「液体塩こうじ」から減塩タイプ
2012年の発売以降、好調な売れ行きを続けるハナマルキの「液体塩こうじ」。9月1日からは塩分50%カットの「減塩液体塩こうじ」(300ml、オープン価格)を新発売するとともに、公式アンバサダーに料理研究家のリュウジさんを起用しマーケティングを強化する。
7月9日には都内のキッチンスタジオで発表会を開催。マーケティング部長の平田伸行取締役は、「液体塩こうじ」について、酵素の力で食材を柔らかくし、うま味増強、臭みの抑制、ジューシーに仕上げてくれると説明。さらに液体なので粒タイプと比べて、計りやすさ、混ぜやすさ、焦げにくさといった調理のしやすさも挙げた。塩こうじ事業は、この10年で事業規模が約3倍の16億円に成長し、「液体塩こうじ」が大きく貢献する。
そして今回、減塩タイプをラインアップすることで、さらなる拡販を図る。減塩タイプは16年から業務用で展開しており、学校給食、病院食などで好評を博するほか、好みの味付けにしやすいと外食業態からの引き合いも強い。家庭用は業務用と中身は同じで、使いやすいサイズに仕立てた。
会場にはリュウジさんも駆けつけ、「液体塩こうじ」について「液体なので非常に使いやすく、料理のおいしさ、上品な香りを加えてくれる。減塩タイプだと、しょうゆなどを加えてアレンジもしやすい」と幅広い使い方ができると絶賛。今後「液体塩こうじ」レシピを考案し、特設サイトなどで公開する。会場ではその一つ「奇跡の塩こうじ唐揚げ」を披露し、出来上がりを頬張ると「本当においしい。是非作ってほしい」と満面の笑みを浮かべた。
「液体塩こうじ」公式サイトには、700以上のレシピが掲載されている。平田取締役は「レシピは無限大の可能性があり、リュウジさんとのコラボは非常に期待している。一家に一本の基礎調味料としてPRし、将来はグローバル展開も考えている」と構想を明かした。
「液体塩こうじ」サイト
https://www.hanamaruki.co.jp/shiokouji.html
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