身近な食品に使われている「乳化剤」のヒミツとは!?
パン・大福・ケーキ・チョコレート・アイスクリーム・缶コーヒーなど、スーパーやコンビニなどで売られている多くの食品に「食品用改良剤」が使用されているのをご存じですか?
食品用改良剤は食品添加物の一種で、食品の「ふわふわ」「もちもち」「サクサク」「ジューシー」を長持ちさせているのは酵素や「乳化剤」による効果。
乳化剤は主にパーム油などの植物油から作られ、世界中で使われている。
また乳化剤をはじめとする食品用改良剤は、食品を美味しく食べやすくするだけでなく、長持ちさせてくれるので食品ロス削減など、環境問題解決にも貢献している。
■「エマちゃんとおいしさながもちのヒミツ」で分かりやすく紹介
「リケンのノンオイルドレッシング」や「わかめスープ」などを販売している理研ビタミンは総合食品メーカーとして、食品用改良剤などの食品添加物も製造販売している。
中でも、世界中で多くの加工食品に使用されている乳化剤について知ってもらおうと、PDF版の漫画「エマちゃんとおいしさながもちのヒミツ」を発行。自社ウェブサイト内で公開しており、誰でもダウンロードができる。
「エマちゃんとおいしさながもちのヒミツ」では、加工食品を「ふわふわ」「もちもち」「サクサク」「ジューシー」に長持ちさせるヒミツが全4話(12頁)で描かれている。
主人公は大学で食品について勉強しているエマ。日常生活を送る中で、市販品と手作りの食品の「長持ち」の違いに気づき、その理由が酵素や乳化剤などの食品用改良剤によるものだと知る。
主に乳化剤の役割を漫画で分かりやすく紹介しているので、食品添加物について知りたい一般消費者や、夏休みの自由研究テーマの資料・教材として活用するのもおススメ。
■乳化剤ついてより詳しく説明「WHAT’乳化剤」
理研ビタミンの公式ウェブサイト内では、乳化剤の仕組みと働きについて詳しく紹介するコンテンツ「WHAT’乳化剤」を公開している。
乳化剤や乳化についての仕組みや、「乳化剤の使われ方」ページでは9種類の食品(パン・缶コーヒー・ケーキ・アイスクリーム・チョコレート・ガム・調理麺・豆腐・粉末飲料)を例に、乳化剤が具体的にどのように使われているかを個別に紹介しており、乳化剤がなくてはならない存在であることが分かる。
「理研ビタミン」公式サイト
https://www.rikenvitamin.jp/
「エマちゃんとおいしさながもちのヒミツ」DLページ
https://www.rikenvitamin.jp/business/casestudy/detail/20230426112829.html
「WHAT’乳化剤」コンテンツ
https://www.rikenvitamin.jp/nyukazai/
WEB先行記事