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茨城・大阪のミュージアムをリニューアル/アサヒビール

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臨場感あふれるコンテンツ

アサヒビールミュージアムが一新(写真は人気のゴーライド)

アサヒビールは茨城工場(茨城県守谷市)併設の「スーパードライミュージアム」と、吹田工場(大阪府吹田市)併設の「アサヒビールミュージアム」を1月14日からリニューアルオープン。11日にはアサヒビールミュージアムでメディア説明会を開いた。

より付加価値の高いミュージアム体験に向け、ツアー参加費を有料化。20歳以上は千円、小学生以上が300円。参加費の10%を各工場が所在する守谷市、吹田市に寄付し地域共生の取り組みを強化する。また新たにミュージアム限定のロゴ入りビールグラスを記念品として贈呈する。

11日の説明会ではアサヒビールミュージアムの見所を、実際のツアー形式で紹介。エントランスで130年超の歴史から現在・未来に向けた取り組みを訴求。さらにスーパードライエリアへの入り口では、製造シーンをダイジェスト映像で表現。

今回のリニューアルの目玉は「スーパードライ発酵エリア」と「スーパードライGo Ride(ゴーライド)」。「発酵エリア」では、ビールの味の決め手となる酵母にフォーカスし発酵工程を説明。VR技術を活用して、発酵タンクの中で何が起こっているのか実感できる(スーパードライミュージアムでは100個以上のキネティックライトと映像演出)。人気コンテンツの「ゴーライド」は立ち見から着席型に変更。4面のスクリーンを使用した臨場感のある映像はそのままに、振動・風・ミストの新機能を追加。参加者自らがビール缶に乗っている設定で、製造の速度や迫力が感じられる。

カフェエリアではバラエティー豊かなドリンクメニューに加え、ビールサーブや泡プリンターなどの体験コンテンツが充実。またアルコール度数などを自分の好みに合わせて作れる「MY FLA-BAR(マイフレーバー)」も新規導入した。

昨年4月からの累計来館者数は2万人強で、リニューアル初年度は3万人の来館を見込む。

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