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「うどんで日本を元気にプロジェクト」始動/トリドール・TOKIO

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「株式会社TOKIO」初仕事は丸亀製麺との共創

左からトリドールHDの鳶元取締役と粟田社長、TOKIOの城島社長・国分副社長・松岡副社長

音楽活動休止中のアイドルグループTOKIOのメンバー3人が、今年4月1日に立ち上げたばかりの新会社「株式会社TOKIO」の初仕事として、丸亀製麺の「うどんで日本を元気にプロジェクト」に参画する。

4月22日、丸亀製麺の持ち株会社であるトリドールホールディングスとTOKIOは、同プロジェクトにおける共創型パートナーシップ締結の合同記者会見を開催した。

TOKIOの社長を務めるのは城島茂さんで、リーダーから社長への転身。国分太一さんは副社長兼企画担当、松岡昌宏さんは副社長兼広報担当として活動する。

合同記者会見では冒頭、城島社長とトリドールホールディングスの粟田貴也社長がパートナーシップ締結書に署名調印して交換し、報告。
城島社長は締結に至った経緯として、丸亀製麺の「粉から自店でつくる」「麺匠が全店舗を回って技術者を育成」といった“モノづくり”気質の企業姿勢に共感したことなどと明かした。
また、国分副社長は調印したことを受けて「共創することで何ができるのかワクワクしている」、松岡副社長は「作品づくりと似たところがある」と述べた。

トリドールホールディングスの鳶本真章取締役によると、「うどんで日本を元気にプロジェクト」はその名の通り、うどんを通じて日本と日本に住まう人々を笑顔にしようとする企画。今年1月に始動したが、今後の企画内容などについては現在検討中であるという。

そのためTOKIOの3人は、同会場においてアイデアを披露。
城島社長は、小麦の産地である北海道をゴール地点に、素材を集めながら全国各地を巡る「キッチンカーで全国行脚」。究極の一杯を作るのが目標だ。
国分副社長は「うどんで食育」。子どもたちに野菜作りなどの知識も含め、楽しく学べる機会をつくりたい。食や育てることの大切さを伝えたい――と熱く語った。
松岡副社長は「トッピングの開発」で、各地でリスペクトしたトッピングの開発と地元の生産者との共同作業。名産品をのせた「こだわりうどん」を作りたいと話した。

これを聞き粟田貴也社長は「どれも素晴らしいアイデア。これからしっかり議論し、精査してていく」と述べ、共創によるシナジー効果に期待するとした。

「株式会社TOKIO」公式サイト
https://www.tokio.inc/s/tokio/

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