〝インナーボタニカル〟に着目
ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングは今秋、「リプトン」ブランドにおいて健康・美容を提案するヘルシーティーカテゴリーを強化する。9月1日から女性に人気の「リプトン ルイボスティー」シリーズのラインアップを拡充するほか、新たに「同 ボタニックティー」シリーズを発売する。
「ボタニックティー」は食べ物、飲み物に気を配り内側からキレイを目指すインナービューティーを果物やハーブ、花などのボタニカル成分を摂取することで実現しようとする〝インナーボタニカル〟に着目。複数のボタニカルとお茶を組み合わせた、ブレンドティーとして3種類を展開する。「ビューティー」はハイビスカスやローズヒップとルイボスティー。「ピュア クレンズ」はペパーミントやレモングラスとグリーンティー。「ベッドタイム ブリス」はラベンダーやカモミールとカフェインレス紅茶をそれぞれブレンドした。各7袋、398円。
ルイボスティーは新フレーバー「リプトン ストロベリールイボス」「同 バニラルイボス」(各15袋/350円)を投入。既存の「リプトン アップルルイボス」「同 ピュアルイボス」(同)のパッケージもリニューアルする。ルイボスティー市場は2016~19年までの平均年成長率が約21%と拡大傾向にある。健康や美容効果への期待の高さに加え、ノンカフェインのため妊産婦も安心して飲めることが要因。気分に合わせた各種フレーバーを取りそろえることで、多様化するニーズに応える。
ヘルシーティーオンライン説明会を8月25日に開き、ユニリーバ・ジャパンのマーケティングリフレッシュメントリプトングローバルブランドマネジャー中西瞳氏が概要を説明。ヘルシーティー市場は約35億円と見込まれ、19年まで4年連続で15%伸長している。女性を中心に、素材を生かしたナチュラル感が支持されていると分析する。
また管理栄養士・美容アドバイザーの豊田愛魅氏はルイボスティーの健康効果について「抗酸化作用、免疫力向上、生活習慣病緩和が期待できる」と言及。汎用性も高く、「アップルルイボスゼリーパフェ」「アイスルイボス ストロベリーベリーティー」「バニラルイボスチャイティー」といったアレンジレシピを紹介した。
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