女性千人に〝食〟の意識調査
生活防衛意識の高まりから、女性の自炊増加が続いている。トレンダーズ(東京都)が女性千人に行った「食」に関する意識調査で明らかになった。6月11~12日に実施したインターネット調査では、新型コロナ拡大前と比べ、6月調査時点で自炊する機会が増えた人が52%にも上った。
居住形態別では特に夫婦二人暮らし、夫婦と子どもの二世帯暮らし(核家族世帯)、一人暮らしの自炊機会が増加。増えた理由については自炊の習慣化と前向きな意見がある一方、夫婦ともに在宅勤務になったことや、ボーナス減少など生活不安からの節約などが寄せられた。
また購入や調理意欲が高まるキーワードについては、「簡単に作れる」(71.7%)が最も多く、簡便志向の高まりも判明。続いて「安い」(61.2%)が多いことから、生活防衛意識も強く、今後の消費傾向に多大な影響を及ぼすことは間違いない。
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