フレンチの松嶋啓介シェフが監修
ローソンは〝食塩・化学調味料不使用〟の「玄米のダールカレー(レンズ豆)&ココナッツチキンカレー」(税込550円)をナチュラルローソンで3月3日から発売。
新商品は玄米(金のいぶき)に、ほくほくした食感のレンズ豆のダールカレーと、ココナッツの自然な甘みが特長のチキンカレーの2種類入り。にんにく、たまねぎ、トマトなどの旨味と厳選したスパイスを組み合わせ、弱火での煮込み時間を増やすことで、素材の持つおいしさを最大限に引き出した。開発にあたり、フレンチレストラン「KEISUKE MATSUSHIMA」のオーナーシェフ・松嶋啓介氏から、原材料の調達や調理方法などさまざまなアドバイスを受け、約1年半の期間を経て発売に至った。第1弾となる同商品は、全国のナチュラルローソン145店(20年1月現在)で1万食を限定販売。第2弾の「玄米のカシューナッツカレー(予定)」はナチュラルローソン、首都圏のローソン約2000店で5月下旬から販売する。
3月2日には、新型コロナウイルス感染拡大予防を鑑み、初のリモート会見を開催。同社はこれまで、低糖質の「ブランパンシリーズ」や食物繊維が豊富な「もち麦おにぎり」など、健康ニーズに対応した商品展開に加え、この数年間で調理工程を見直し、だしや素材のうま味の活用、醤油やソースの食塩を減らす工夫などで減塩への取り組みを推進。19年度(2月期)の健康関連商品の売上高は、食品全体の31%にあたる3100億円となる見込み。
竹増貞信社長は「『食塩不使用カレー』を皮切りに、多くの減塩商品を提供したい」と述べ、今後も健康関連商品の開発を進め拡充する方針を示した。会見には、新商品を監修した松嶋シェフがフランスからスカイプで参加。さらに松嶋シェフと親交がある、元サッカー日本代表の福西崇史氏がスペシャルゲストとして登場し、トークセッションを行った。
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