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ビオラルで日本一へ/ライフコーポレーション

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2030年度売上計画400億円

BIO-RALの人気商品

海野紀明 BIO-RAL事業本部長

ライフコーポレーションは、好調なBIO―RAL事業に関する説明会を10月7日に東京本社で実施し、BIO―RAL事業本部長の海野紀明氏が2030年度に売上高400億円、店舗数50店、アイテム数1000点を目指す考えを示した。

「BIO―RAL」は、オーガニック・ローカル・ヘルシー・サステナビリティをコンセプトとしたブランディングをベースに、商品力の強化と人財の育成、店舗の拡大を推し進め、同質化からの脱却、持続可能で豊かな社会の実現に貢献し、ナチュラルスーパー日本一を目指す。現在の店舗数は近畿圏で3店舗、首都圏で6店舗。商品は310店舗超(2024年10月現在)のライフでも取り扱われ、総売上高は約100億円。

海野本部長は同事業の成長性について、国内のオーガニック・ナチュラル商品市場が欧米等の先進国と比較してまだまだ小さく成長の余地がある。、そして単独店舗だけでなく、ライフ各店舗でも広く扱える強み、さらには都心部では高品質な惣菜を提供できる体制(サテライト・PC供給も可能)を構築できている競争優位性を挙げた。事業全体を通じて「創る」「作る」「売る」といった商売のサイクル、ライフ店舗を通じたファンづくり、人財が育つ好循環を生み出す。

「BIO―RAL」の特徴は何といってもこだわりの商品開発。10月から発売開始の「有明海産初摘海苔で作った味付海苔10切60枚」(税込645円)は、高吊り支柱式養殖法で無酸処理した有明海産初摘海苔を原料に、鹿児島県種子島産サトウキビ、国産大豆、小麦で作った醤油などこだわりの原材料で仕上げた。

他にも農産部門では、国産有機野菜を100%使用した「下ゆで有機野菜」シリーズ、畜産部門では発色剤を使用しない無えんせき製法の「無えんせき」シリーズ、惣菜・カフェメニューではオーガニック原料や国産素材、食品添加物に配慮したものを幅広く提供しており、大型カフェ併設店舗の有明ガーデン店では「BIO―RAL」の世界観が体験できる。

2024年10月21日付

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