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トップバリュSKU50%で販売検証/イオンG

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まいばすけっと仲町台駅南店をリニューアル

M・Z世代向け商品で来店客を迎える

東京・神奈川を中心に首都圏でドミナント出店を続ける「まいばすけっと」(神奈川県横浜市、岩下欽哉社長)は、3月29日に仲町台駅南店(神奈川県横浜市)をリニューアルオープン。イオン「トップバリュ」製品の取り扱いを通常店舗の2倍以上となる約50%まで広げ、販売データを今後の「トップバリュ」製品の開発につなげる。

都市型小型食品スーパー「まいばすけっと」は2005年の1号店出店から東京・神奈川・千葉・埼玉へのドミナント出店を続け、現在(3月29日)1,133店舗を展開。年間100店舗ペースでの出店を続けている。2022年度の年商は2,226億9,800万円。

仲町台駅南店は、横浜市営地下鉄ブルーラインの仲町台駅改札を左に出て直ぐの店舗を約3週間かけて改装した。改札を右に出れば仲町台駅前店もあり、駅前では東急ストアが競合する。同エリアは若年ファミリー層やZ世代の学生が多い住宅街。M・Z世代向け商品の拡充を進める「トップバリュ」製品の売れ行きを通常の既存店舗と合わせて確認する上で、好立地と判断した。

仲町台駅南店の売場面積は約83坪。総SKUは約3,300に対し、トップバリュを約1,600SKU揃えた。トップバリュの通常店舗での品ぞろえは20%程度となっている。入口正面ではM・Z世代向けの最新シリーズ「トキメクおやつ部」やクラフトジンジャーエールを集積=写真=し、飲料棚ではシチュエーションドリンク「Bar―ish(バーリッシュ)」シリーズ、菓子棚では「Nuts&Joy」シリーズをコーナー化。冷凍食品コーナーではワンディッシュ製品を拡充した。

記者の質問に答えるまいばすけっとの岩下欽哉社長、イオントップバリュの森真紀取締役㊥

岩下欽哉社長は、M・Z世代の来店動機を作ることがイオングループにとって重要な課題であることを指摘し、イオントップバリュの森真紀取締役ブランド&コミュニケーション本部長は、同店の販売データは今後の商品開発にとって重要になるとの認識を示した。

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