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デリカ事業をグループ成長の柱へ進化/国分

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低温生鮮中食は増収増益

国分グループ本社は、低温フレッシュデリカ事業の2022年度方針説明会を4月21日に都内で開催。取引先メーカー73社(73人)が参加した。

低温フレッシュデリカ事業の2021年度売上高は前年比108.7%の4294億円、増収増益で着地した。売上高は冷食(構成比52.4%)、チルド(同40.5%)の伸長が目立った。山崎佳介取締役常務執行役員低温フレッシュデリカ統括部長は、和の領域において伝統的な食文化と健康的な食事、おいしさの再発見、巣ごもりの食生活改善に取り組みながら、生鮮食品や総菜、デリカテッセンへと領域を広げた一年だったと総括した。

山崎佳介取締役常務執行役員

22年度は機能強化と事業創造を推進し、社内外の共創パートナーと共に低温、フレッシュ、デリカ事業をグループの成長の柱に進化させていく。各部門で戦略の柱を設定し、6つの機能「まなぶ・あつめる・つくる・はこぶ・つなぐ・まもる」を磨き、中核企業である国分フードクリエイト(21年度売上高1062億円)や、ナックス(同1703億円)など事業会社10社とエリアカンパニーを支援する。

低温事業は収益の柱とし、安定的な利益確保と新たな売り上げ獲得を図る。クリエイト商品を核に、価値創造にふさわしい商品を事業の基軸とする。そして地域発掘商品等を通じ共創圏づくりを進め、物流事業と新規事業、フローズンチルド機能等によるコト売りの拡大を目指す。

フレッシュ事業では、国内最大市場である大田・豊洲での事業規模、生鮮卸売事業を拡大し、青果加工のノウハウを生かした水産と畜産加工への水平展開による流通加工の進化。ノルウェー産ワンフロ鯖や、ディーツフードプランニング社との新たな食のカテゴリー創造など、国内外の原料・商品発掘・調達力を強化する。骨まで食べられる魚の開発と拡販等による加工領域での共創圏の構築。グループの販売部門との連携を図りながら生鮮流通網を全国に拡大し、同事業に対応したシステムと管理機能を構築、業界の課題解決となる新たなビジネスを展開していく。

デリカ事業では、SM店内加工での高付加価値商品(差別化デリカ商品)の研究開発を推進。アウトパックメーカーとの共創圏構築によるアウトパック商品の拡大。得意先デリカセンターでのメニュー・原料・情報や、生鮮売り場でのフレッシュデリカの提案。現場でのオペレーション動画等の機能による事業推進と、チームデリカでの事業拡大を図る。また、フレッシュ事業との連携によるサステナブルデリカにも挑戦する。

なお説明会では、4月5日に行われた全社経営方針説明会と同じく制作DVDが上映されたほか、國分晃代表取締役社長執行役員兼COOによる経営方針、鈴木嘉一取締役常務執行役員マーケティング・商品統括部長がマーケティング・商品統括部の活動報告、荻野司取締役執行役員海外統括部長により海外事業に関する説明がそれぞれ行われた。

2022年5月9日付

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