今年も付加価値商品の提案を通じ需要拡大に貢献
日本食研は10月30~31日に外食業界向け展示会「日本食研 外食メッセ2019さいたま」を、さいたまスーパーアリーナで開催。2日間で2500社5300人の来場を見込んでいる。
外食産業は消費増税、節約志向、人手不足といった逆風が吹く一方、東京オリンピック・パラリンピックに向けて盛り上がりも期待される。同展示会は昨年も開催され、外食業界をはじめホテル、産業給食関係者から好評を博した。今年も付加価値商品の提案を通じ、外食の需要拡大に向けた施策を披露した。
会場は5つのエリアで構成された。入口すぐの新企画「SHOKKEN VISION」では、外食に対する想いが詰まった約3分間の映像を放映。「メインエリア~美味しさに妥協なし~」は、「食研ブランド」の和洋中商品を紹介。フードホールをイメージし約20メニューの試食、体験ブースが立ち並ぶ。中でも新商品のハンバーグ、とんこつラーメン、シュレッドチーズには来場者から多くの関心が寄せられた。
「仕込み素材エリア~職人のひと手間を代行~」では、人手不足、調理時間の課題を克服する「仕込み素材」シリーズを紹介。「調理実演・セッション」は天ぷら、から揚げの実演のほか、「食未来研究室」と題したセッションが行われた。
「特設ブース(物流・食研アプリ)」では同社の物流システム「フィット便」、スマートフォンで商品注文できる「日本食研アプリ」(来春スタート)について、担当者が丁寧な解説を行っていた。
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