112社が出展、260人が来場
トーカンは11月2日、東海地方を中心とした、こだわりの地域メーカーを提案する「2022年度 トーカン発掘展示商談会」を、名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)で開催。
第5回目となる今回は、出展企業が過去最高の112社(市販ドライ・菓子47、同チルド36、業務用・非食品27。うち60社が新規出展)、得意先は各チャネル合わせ約260人が来場した。値上げラッシュの中、付加価値の高い商品展開を行う企業を集め、得意先に差別化提案を図り、また高品質の商品展開を行うが幅広い販路を持たないメーカーに販売先を紹介する役割を担う。上席執行役員の市岡秀男商品統括部長は「値上げに左右される昨今だが、差別性の高い商品の需要は高い」として、付加価値商品の積極販売を呼び掛けた。
会場ではセントラルフォレストグループ各社がオリジナル商品などを提案。トーカンは外食店メニューを商品化した「風来坊のたれ」「矢場とんカレー」を積極提案。地元飲食店の魅力を全国に展開する方針。また、東甘堂の「やきいもころころ」やnutrth(なとりす)ブランドも重点商品として提案。国分は「tabete」ブランドやギリシャヨーグルトなどを訴求した。ヒカリは地元の素材を使ったデリカを訴求。
メーカーブースでは各温度帯で豊富な品ぞろえが目立った。「たこ釜飯」など無菌米飯と釜めしの素のセット商材、和菓子とアイスを融合させた商品や地元商材だけでなく大阪や沖縄などからも出展が見られ、来場者の関心を引いていた。
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