日本初の機能有するPETコーヒー

紙谷部長㊧と植田プロジェクトリーダー
UCC上島珈琲株は3月16日、コーヒーで自分を整える〝コンディショニングコーヒー〟をコンセプトとした機能性表示食品の新商品「UCC TOTONOU by BLACK無糖 PET500ml」(198円)を発売。「BLACK無糖」ブランドのアイデンティティを踏襲し、原材料はコーヒーのみ(香料無添加)ながら、コーヒー生豆に含まれる機能性関与成分「コーヒー由来トリゴネリン」の働きにより、BMIが高めの人の安静時のエネルギー消費の向上をサポートする。同機能を有するPETコーヒーは日本初。
同商品は、コーヒー生豆に多く含まれる健康成分「トリゴネリン」に着目。これまでも、カフェイン、クロロゲン酸類と並ぶコーヒー由来の健康成分として知られていたが、ヒトで健康効果を研究した事例はほとんどなく、UCCグループの研究において、BMIが高めの人(23≦BMI<30)の日常のエネルギー代謝の一部である安静時エネルギー消費の向上をサポートすることを初めて見出した。
安静時エネルギー消費は、体を動かしていない状態でも消費されるエネルギーで、日常のエネルギー消費量の約7割を占めるとされるが、20代以降は加齢とともに低下する傾向がある。同商品は、原料選び、焙煎、ブレンド技術によりコーヒー由来トリゴネリンを150mg含有。1日1本の飲用することで、脂肪細胞に働きかけ、安静時エネルギーの消費量向上が期待される。
発売日には、東京本部(東京都港区)で発表会を開催し、マーケティング本部飲料マーケティング部の紙谷雄志部長が味わいへのこだわりを説明。トリゴネリンは焙煎が進むほど減少する性質があり、含有量を保つためには浅煎りにする必要がある。しかし浅煎りは酸味が強くなりやすく、飲みやすさとの両立が課題だった。そこで、同社の長年培ってきた技術を活用し、トリゴネリンの含有量を保ちながら、まろやかでコクのある味わいを実現。ターゲットとして若年層を狙い、「コーヒーで代謝をケアする新習慣を提案し、スタイリッシュなデザインにもこだわった」と意気込みを語った。
また、トリゴネンの研究に携わったR&D本部研究開発部の植田恵美プロジェクトリーダーは「2020年から研究を開始し、ヒト試験、機能の商品への落とし込みに試行錯誤し、ようやく発売に至った」と感慨もひとしお。今後、コミュニケーション強化により、多くの生活者に機能性を訴求していく考えだ。
ブランドサイト
https://www.ucc.co.jp/totonou/
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