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伝統の手打ちうどん技術を世界に発信/グルメ杵屋

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万博で「うどん打ち教室」開催へ

椋本社長

外食チェーン「自家製麺 杵屋」などを展開するグルメ杵屋(本社:大阪市)は、5月15日から大阪・関西万博の外食産業パビリオン「宴~UTAGE~」2階にて、うどん打ちを体験できる特別ブースを出展する。

グルメ杵屋は1971年に国内初の手打ちうどんチェーン「実演手打ちうどん杵屋」を創業。現在は国内で375店舗を運営するほか、機内食や業務用冷凍食品の製造にも事業を展開しており、年間売上高は375億円に達する。同社は、万博を機に長年培ってきた「うどん打ち」の技術を広く発信し、日本の食文化や食育への関心を高めることを目指している。

今回のうどん打ち教室では、小麦粉、水、塩からなる基本の材料を用い、自分だけのうどんを作る工程を職人の丁寧な指導のもと体験できる。足踏みでコシを出し、麺棒で生地を打ち伸ばし、手作業で麺を裁断するなど、伝統的な製麺のプロセスに触れられる貴重な機会だ。さらに、教室の最後には3種類の次世代うどんの試食も予定されており、その内容は当日のお楽しみ。教室の開催期間は5月15日から8月12日までで、1日5回、各回約60分のプログラムとなる。

また、同社が運営する「大阪木津市場」も、同会場にて「オオサカkizuなイチバ~復興産地を知って、食べて、応援する~」を6月13日から10月13日まで開催する。全国の被災地からの生産者が参加し、試食や試飲を通じた情報発信や交流の場を提供する。

さらに、「サンドウィッチハウス グルメ」も万博限定で大阪に復活。エビフライサンドやビーフカツサンドなど、懐かしのメニューが楽しめる期間限定店舗として、7月21日から8月10日、9月8日から9月28日まで同パビリオン1階で販売する。

グルメ杵屋は「食」テーマにした留学生専用の長期インターンシップも開始。今回の万博について、椋本充士社長は「この万博を契機に、海外人材が日本で活躍しやすい環境を整え、当社がその先導役として『食』業界のさらなるグローバル化を目指したい」と意気込みを語った。

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