世界の総需要は1230.7億食
今年2月にはマニラで世界ラーメンサミットが開催された
世界ラーメン協会（略称：ＷＩＮＡ、安藤宏基会長）は、世界のインスタントラーメン総需要をまとめた最新データを5月7日に発表。2024年は前年比2.4％増の1230.7億食で過去最高を更新した。
中国／香港（438.0億食／前年比103.7％）、インドネシア（146.8億食／100.9％）、インド（83.2億食／95.8％）、ベトナム（81.4億食／100.1％）、日本（59.0億食／101.0％）、アメリカ（51.5億食／100.9％）、フィリピン（44.9億食／102.2％）、韓国（41.0億食／101.4％）、タイ（40.8億食／103.2％）、ナイジェリア（30.0億食／100.6％）の上位10カ国のランキングに変化はなかった。
世界経済は概ねインフレが鎮静化し、貿易が持ち直すなど底堅い成長が見られた。インスタントラーメンの国によって濃淡があるものの、全地域で成長が窺える。
なお上位10カ国における人口一人当たり年間食数は、ベトナム81.8食、韓国79.3食、タイ56.7食、インドネシア52.4食、日本48.1食、フィリピン37.6食、中国／香港30.7食、アメリカ15.0食、ナイジェリア13.0食、インド5.7食と推計される。
WEB先行記事
