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「るるぶ」コラボカレー第5弾は東京・小笠原/ハチ食品

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特産品パッションフルーツを使いフルーティに

東京で初の発表会を開催

高橋社長

ハチ食品は、旅行情報誌「るるぶ」とのコラボレトルトカレーシリーズの第5弾として「東京 小笠原 南国フルーツチキンカレー」(180g、税込270円)を3月1日から発売する。

「るるぶ×HACHIコラボシリーズ」は、2018年2月の第1弾(北海道・京都・福岡・沖縄)を皮切りに、今回の新商品を含めて全15品をラインアップ。今回の新商品を含めた全15品で次年度100万食(今期は70万食見込み)、およそ2億円(小売価格ベース)の販売を目指す。オンラインで先行販売開始、同社の設立記念日でもある2月22日に東京で初めて開催した発表会で高橋慎一社長は、東日本エリアでの販売強化について言及した。

同社は1845年に大阪で創業、1905年に初の国産カレー粉の製造販売を開始するなど179年の歴史を刻む中で、東日本エリアでの認知・販売シェアに課題を残してきた。近年は右肩上がりで業績を伸ばし設備も増強。4月からは新たにフリーズドライスープの展開も控えるなど、積極姿勢が目立つ。今回の「るるぶ×HACHIコラボシリーズ」新商品は、世界自然遺産にも登録された東京都小笠原の特産品・パッションフルーツを活用するとともに、売上金の一部を小笠原村の自然環境保全に寄付する。高橋社長は今後の商品展開について、農産品を中心に「地域貢献につなげたい」と話し、現状のアイテム数程度を維持していく考えを示した。

「東京 小笠原 南国フルーツチキンカレー」は、パッションフルーツの酸味にバナナとマンゴーの甘さを加え、辛さは中辛表記ながら、それを感じさせないフルーティさで、辛さが苦手な子どもでも食べやすい。商品開発には、公益財団法人東京都島しょ振興公社、小笠原アイランズ農業協同組合、一般社団法人東京諸島観光連盟、小笠原村観光局、日本果汁も参画。小笠原諸島の魅力発信にもつなげていく。

高橋社長㊧と小笠原村の渋谷正昭村長

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