上島珈琲店限定ブレンドコーヒーを発売
ユーシーシーフードサービスシステムズは、物販専用レギュラーコーヒー豆の新シリーズを開発。創業から受け継ぐ情熱とストーリーをテーマにした21種類(税込700~2680円)を、「上島珈琲店苦楽園本店」「同№11」と公式オンラインショップで7月21日から販売する。
新シリーズのこだわりはブレンド。近年はシングルオリジンやスペシャルティコーヒーなど、個性的な味わいの豆自体が注目される。しかし日本のコーヒー文化をけん引してきたUCCとしては、ブレンドが日本流のコーヒースタイルと位置付ける。ブレンドでしか表現できない、複雑で奥行きのある全く新しい味わいのコーヒーを目指した。
開発に当たっては味覚、マーケティング、開発・生産、販売の各プロフェッショナル20人が集まりチームを結成。「いつでも、どこでも、一人でも多くの人においしいコーヒーを届けたい」という創業精神の下、これまで培った技術や知識、現代の日本人に好まれる味覚を徹底的に分析、設計し製品化した。
開発背景や使用豆のストーリーを想起させる、ネーミングやパッケージも特徴的。例えば「Tamon to the dock」は、「創業の地、多聞通から神戸の港、海岸線へ続く道」と情景を設定し、高揚感と情熱を込めた。
発売に先駆け19日に「上島珈琲店№11」(東京都港区)で開催した発表会で、川野浩司社長は「現在、UCC考え得るレギュラーコーヒーの最高傑作」と絶賛。またUCC農事調査室中平尚己室長は、こだわりの豆をハンドドリップで提供するスタイルがサードウェーブとして人気があるが、「情熱を持ったブレンドコーヒーは、次世代のフォースウェーブの一つだ」と自信を見せた。
商品紹介サイト
https://www.ucc.co.jp/company/news/2021/rel210719.html
上島珈琲店公式オンラインショップ
https://www.ueshima-coffee-ten-onlineshop.net/
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