「ボタニカルクリーム」を業務用で販売開始
不二製油は植物性原料100%のホイップ素材「ボタニカルクリーム」を4月1日から業務用で販売する。
特許技術USS製法で作られた低脂肪豆乳「美味投入」を使用し、大豆・アーモンドなどの植物性タンパクで乳化させ、低油分(油分38%)に仕立てた。一般的な低油分クリームが苦手とするホイップ性・保形性にも優れ、みずみずしくすっきりとした口どけを実現。食事メニューからスイーツまで幅広く使えるほか、ヴィーガンやベジタリアン向けの植物性食メニューにも使える。また、〝ヘルシー〟〝ナチュラル〟〝ボタニカル〟といった最新のトレンドを取り入れたメニュー・商品に使える点などを幅広い業態に提案する。商品形態は1000g×12本(段ボールケース)、10kg(同)。賞味期限は冷蔵保管60日。
3月19日には新宿高野本店で新商品発表会を開催。廣瀬康不二製油営業部門営業戦略室室長(まめプラス推進委員会代表幹事)=写真=は、不二製油グループ・フジサニーフーズが同商品の企画発案を手掛け、約2年をかけ商品化に至った経緯などを説明。同社グループは大豆・油脂事業を中核とし、おいしさと健康で社会に貢献する食の未来創造カンパニーを目指す中、「新商品はこれらの考えから生まれた全く新しい〝第3のクリーム〟というべきもの。体の健康に加え、ボタニカルな食を通じて心の癒しを届ける製品となっている」と語った。
森山登美男タカノフルーツパーラーチーフフルーツクチュリエは、厳選した旬のフルーツとボタニカルクリームを組み合わせたデモンストレーションを披露し、「砂糖を入れなくてもフルーツの甘さが引き立ち、時間が経過してもクリームが緩まないので、ロールケーキやフルーツサンドなどに最適。動物性クリームが食べられない人にも提供できるので、メニューの可能性が拡がる」と期待を込めた。
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