「モンス デイリー ヨーグルト」5品を展開
九州の乳業メーカー・オーム乳業(福岡県大牟田市、清木場広光社長)は、フランス国家最優秀職人(M.O.F)の称号を持つチーズ熟成士・エルベ・モンス氏が経営する「メゾンモンス」と技術提携、商品開発した「モンス デイリー ヨーグルト」を1月から販売している。
商品はプレーン、ストロベリー、ブルーベリー、アプリコット、ミラベル(西洋スモモ)の5種類。生乳は製造工場から10km圏内に位置する荒尾酪農協同組合(熊本県)の生乳を使用。ヨーグルトの風味を引き立てる抜群の相性を求め、乳酸菌と有機ジャムはメゾンモンスが使用しているものを輸入し、クリーミーなヨーグルトの味わいとフルーティーなジャムのマリアージュが楽しめる。瓶入り90g、600円。
5月8日に都内で会見したオーム乳業の清木場社長は、日本とフランスの開発スタッフが検討、試作を重ねながら2年の歳月をかけ商品化に至った経緯などを説明。販売状況については、「都内の高質スーパーなどで取り扱いが始まった。今後は業務用乳製品の販売ルートを活かし、パティスリー業態への開拓にも力を入れていきたい」と語った。またフランスから来日したエルベ・モンス氏は、「クリーミーなヨーグルトの口どけと味わいを日本の皆さんに楽しんでほしい」と同商品の魅力についてふれた。
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