カンピー70周年を前面に 469社出展、5300人来場

総合展示会でカンピー70周年を大々的に訴求
加藤産業は3月11~13日、“流通を最適ソリューション”をテーマに「2026春季 加藤産業グループ総合食品展示会 The 131st. KATO ALL FOODS FAIR(KAFF)」を神戸国際展示場で開催。出展企業は469社(常温164・菓子41・低温114・酒類150)が参加、全国の得意先約5300人が来場した。

盛況となった第131回総合展示会
今回は何といっても「カンピー」ブランド70周年がテーマ。同社に限らず卸業がオリジナル商品として展開するブランドは、これまで価格対応型という位置付けのものが多かった。ただ、カンピーのジャム類については、既にメーカー品として一般消費者に認知されており、今後はカンピーブランド全体で“全国展開するメーカーブランド”へと進化させる。

今年はカンピーブランド確立へ
会場入り口に設置したパネルで、10%増量した紙カップ入り製品の4月からの発売、SNSプレゼントキャンペーン、6~8月に実施するマストバイキャンペーンを告知。また、中川千佳子さん、つちだ縁(ゆかり)さんを講師に招いたライブキッチンで、カンピー商品(700gジャム)を使用したメニューやSNSで反響の高かった魅力的なレシピなどを紹介。さらにフルーツ缶・あんこ・ゆであずきを用いた涼味メニューや新製品の「鮭中骨水煮」「ライトツナフレーク8缶パック」など、食卓の幅を広げる素材感提案も。
乾物では「カンピー有明海産 卓上味のり」などの卓上品や乾麺とのアレンジメニューの試食も行った。海外ブランドの「ムッティ」「ベルト―リ」などと合わせて扱いブランドを訴求。なお、こうした商品群の啓発活動として同社では甲子園球場に看板を設置。4月12日には大阪・梅田のPLATUMEKITA(ぷらっとうめきた)でメーカーとともに試食提案を行う予定。
KATO提案ストリートのソリューションコーナーでは「気づきが決めて」としたメリハリ消費・納得感など、価格と価値のバランスを重視した売り場を提案。具体的には共働き世代が増える中、タイパを求めつつ子どもの食べるものには栄養補給も考えたいという親の思いに沿った「栄養プラスの『間食』タイム」、食生活が乱れがちな働き盛りの40~50歳代への簡便×健康提案として「週1リセット習慣」、小売現場の悩み解決には「あなたに合ったデジタル販促」や売り場提案の成功事例などを紹介した。
春夏の店頭活性化には「春のらくらく彩りメニュー」をテーマに、レタスクラブ連動タイアップ企画を実施。KSBコラボレーション企画コーナーではメーカーとコラボした、7~9月に向けたメニューや販促企画を展開。同社展示会でのメーカーとのコラボ企画は年々、充実度を増している。ロジスティクスコーナーでは共配マッチングサービス「KTLS」を紹介し、物流面でのリテールサポートを提案。グループ合同企画提案コーナーでは点数アップに向けた「非計画購買」を誘発する売り場を提案。父の日に合わせ、催事の時期に点数が高くなるビール・牛肉をテーマに「ビールvsコーヒー」「簡単おつまみ&手作りおつまみ」「いつものカレーをちょっと豪華に!」「父の日のご馳走に“プラス1品”」を訴求した。
ケイ低温フーズでは農産・日配売り場に向けたクロスMD企画や北九州のこだわり品を紹介。ヤタニ酒販・三洋物産からは10月からの酒税改正でビールの店頭売価が下がることから各地のクラフトビールや輸入ビールを訴求。またスポーツ観戦と相性の良いイージーックをキャンプワインとして紹介。カトー菓子・植島の菓子コーナーは41社・37小間を集合陳列してPB・留め型や涼味菓子を展開した。また、全国の地域密着メーカーやこだわり商品を扱う企業を紹介する「地域元気&こだわりメーカー」コーナーには38社が出展した。