グラングリーン大阪に期間限定店をオープン

スマドリ社の高橋社長㊨と、アサヒビールの市野支社長
アサヒビールは8月8日~20日までの期間、グラングリーン大阪「PLAT UMEKITA」にて、ポップアップバー「#SUMADORI Me」をオープン。名古屋、韓国に続く第3弾として展開し、同社が提案する〝スマートドリンキング(スマドリ)〟の世界観を発信する。
「スマドリ」は、飲む人も飲まない人も一緒に楽しめる新たなアルコール体験として、2020年から同社が推進している。今回のポップアップは「私らしい楽しみ方を見つけるために〝自分を知る〟 『#SUMADORI Me』」をテーマに、イベントエリアとカフェエリアで構成。体験型コンテンツを通じて、より広くスマドリの価値を訴求する。
イベントエリアでは、予約制の「オリジナルカクテルワークショップ」を実施。グラスやトッピングを自由に選び、好みに合わせた自分だけの一杯を作ることができる。体験前には、適正飲酒に関するセミナーや、アルコール感受性を測るパッチテストも行い、来場者の理解を深める仕組みも設けた。完成したカクテルは専用のフォトブースで撮影できるほか、テスト結果に応じた限定グッズも用意する。
一方、カフェエリアでは、アルコール度数0~3%から自分に合った度数が選べる「シグネチャーカクテル」を提案。また、スマドリ商品を使った家庭でも楽しめる「カンパイカクテル」も紹介し、飲酒スタイルの多様化に対応した展開を図る。
オープン前日の7日にはメディア向け内覧会を開催。登壇したスマドリ社の高橋徹也社長は「飲まない人も楽しめる環境づくりをさらに進めていきたい」と語った。アサヒビール近畿圏大阪支社の市野周平支社長も「国内外から多様な人たちが集まる大阪で、スマドリの提案は高い親和性がある」と述べた。
同社は今回の取り組みで1万人の来場を目標に掲げる。スマドリ提案の認知度は2024年度時点で約50%に達しており、今年度は60%、将来的には80~90%までの引き上げを目指している。
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