県庁内でコラボメニューも
カゴメは1月14日から和歌山県・北山村産じゃばらを使用した「野菜生活100和歌山じゃばらミックス」を新発売(3月中旬までの季節限定品)。これに合わせて14~17日に和歌山県庁北別館の「きいちゃん食堂」でコラボメニューを提供、新商品とじゃばらの啓発活動に乗り出している。
「和歌山じゃばらミックス」は山々に囲まれ温暖多雨な地域で育った、酸味の後にほんのりとした苦みを感じる北山村産じゃばらの味わいに仕上げた。砂糖不使用で1日分のビタミンCを摂取できる。じゃばらは全国唯一の飛び地である北山村で、一本だけ自生する自然交雑種から始まり全国にその名前が広がった柑橘。「邪(気)を払う」ところからこの名前がつけられており、同村では昔から縁起物の食材とされる。県内収穫量は142tで全国の約8割を占め、日本一の生産量を誇る。じゃばらのさらなる啓発に向け、商品化の依頼が産地からカゴメに届き、約2年をかけて開発。満を持して発売に至った。新商品の販売計画は35万箱(840万本)を見込む。
きいちゃん食堂でのコラボメニューは「たっぷり野菜!トマトソースのうめぶたポーク定食」(和歌山じゃばらミックスとセットで千円)と「ケチャップとソースのデミトンテキ丼」(500円)。提供期間中は県側が事前購入した「和歌山じゃばらミックス」(54箱分)も販売。
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