「丹波黒黒豆育成プログラム」の最終回は企画が充実
フジッコは12月7日、神戸本社および神戸ポートピアホテルで「穫れ立て新豆を味わう会」を開催した。およそ半年間かけて苗植え・手入れ・収穫、新豆の調理・実食を体験する「丹波黒黒豆育成プログラム」の最終回。今年も充実の企画内容でにぎわった。
当日はこれまでの振り返りでスタートし、黒豆を枝から外す、さや外し体験を行った。黒豆が使われるおせち料理についても学んだ。一般社団法人行事食協会代表の小宮理実さんを講師に迎え、おせち料理のいわれや代表的な料理の意味合いなどが解説された。神戸ポートピアホテルに場を移すと、同ホテルの和食統括料理長の北原省吾さんがユーモアを交えたトークでプロの味わいを直伝。さらに食事の際には同ホテルの梅谷昌弘さんからテーブルマナーを学ぶという盛りだくさんな内容となった。
フジッコ広報室・新村剛室長は子ども達に、当たり前のように行う食事が行えるのも生産者の苦労があればこそと説明し「黒豆生産を通して生産者の思いが分かったと思う。この経験を生かして感謝して食事してほしい」と話した。食事後は同ホテル内のパンやスイーツなどのテークアウトショップ・アラメゾンで買い物体験を行ったほか、書きじまい(黒豆書道)も行った。
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