サンプリングやアレンジレシピで美味しさ伝える
兵庫県手延素麺協同組合(井上猛理事長)は6月2日、揖保乃糸「おいしい夏そうめんまつり」を山陽百貨店(兵庫県姫路市)で開催。今年で発売から60周年を迎える「揖保乃糸 上級品300g」では、6月から7月にかけてLINEキャンペーンを展開。店舗前ではじゃんけん大会や巨大ガチャ、千本引きゲームなど多彩なイベントで訪れる人々を楽しませた。
ステージトークでは、2024ミス揖保乃糸の原田佳歩さんと久本来美さんが浴衣姿で登場し、揖保乃糸の特長やアレンジレシピを紹介。その参加者に720セットのサンプルを手渡し、夏のギフト商戦に向けて積極的にアピールした。
さらに、国産小麦100%を使用した「縒(より)つむぎ」を使ったメーカーとのコラボメニューの試食会も実施。冷やし素麺や、今年で発売60周年を迎えたヒガシマル醤油うどんスープのにゅうめん、トマト素麺、コンソーメンなどのアレンジレシピを、合計6メニュー・約2000食を通行人に提供した。
揖保乃糸は国際的にも高い評価を受けており、国際味覚審査機構(ITI)では、13年連続で特級の黒帯が最優秀味覚賞の星3つ、上級の赤帯が優秀味覚賞の星2つを獲得。また「手延べそうめん 平づくり」「手延べ中華麺 龍の夢」「手延べうどん 宝播」などの製品が3年連続でモンドセレクション金賞を受賞しており、その品質の高さを訴求した。
4月から5月にかけての業績は、ゴールデンウイークの好天が後押しとなり好調に推移。井上理事長は「物流24年問題を考慮しつつ、需要を見極めながら供給していくことが重要だ」と述べた。今年のギフトは前年比105%を計画している。
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