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吉村知事がシャウエッセンホットドッグに舌鼓!/大阪で食育推進全国大会

投稿日:2024年6月3日

約190企業が参加して盛大に

シャウエッセンホットドッグを吉村知事、横山市長が絶賛!

右から吉村知事、白井事業部長、横山市長

6月の食育月間における全国規模の中核的なイベント「ワクワクEXPOwith第19回食育推進全国大会」(主催:農林水産省、大阪府、大阪市、第19回食育推進全国大会大阪府実行委員会)が6月1~2日、大阪南港ATCホールで開催された。大阪・関西万博プレイベントとしての位置付けで、2日間合計で3万人以上が来場したとされる大規模なイベントとなった。食育推進全国大会は2006年の第1回大会(大阪府)以降、毎年各地で開催。イベントや展示を通して食育の実践を働きかけている。

会場では約190の展示・体験ブースをはじめ、1日は第8回食育活動表彰式や吉村洋文大阪府知事、横山英幸大阪市長が腕を振るう、朝食クッキングショーを実施。そこに、さかなクンも登場し会場を盛り上げた。さらに小山薫堂×門上武司の両氏によるトークセッションも行われた。

ステージ近くには日本ハムがシャウエッセンホットドッグキッチンカーや飾り切りウインナーのブースを出店。多種多様な企業が出店するなか、同社は特に協力・貢献度が高かったことから、ステージイベント終了後、吉村知事と横山市長が同社キッチンカーを訪問。シャウエッセンホットドッグを頬張ると満面の笑顔を見せて味わいを評価し吉村知事からは「後で持ち帰り分もお願いします」とテークアウトの注文も。このメニューは同社旭川工場の専売品で、通常は北海道ボールパークFヴィレッジのみで販売するヒット商品。シャウエッセンはもちろん、パンにもこだわり北海道産小麦のみを使用している。吉村知事からのお墨付きをもらい、ボールパークで最も売れている看板商品の面目躍如を果たした。

またキッチンカー横の飾り切りブースも人気だった。ニッポンハムグループの日本ハムカスタマー・コミュニケーション、白井栄一カスタマーサービス事業部長は「昨年は全国の小学校や児童館などで270回の飾り切り教室を実施。今年も家庭科の授業の一環として、出前授業の依頼が50件程度来ている。年間では昨年同等の規模で教室開催となるだろう」と話した。

イベントには多くの加工食品メーカーや協会・団体も出店。カゴメは万博向けメニュー「大阪万博をさきどり!旅する世界のナポリタン」として韓国風、インド風、メキシコ風のナポリタンを試食提案。多くの人でにぎわった。さらに酒類メニューとしてトマトジュースをビールやチューハイに活用することも推奨。伊藤園は急須で氷水出し緑茶を提案したほか産地事業や食育の取組みを紹介。江崎グリコは体の糖化度を計るAGEs測定をするとSUNAOのビスケットをプレゼントする企画で、これには長蛇の列が出来ていた。大塚製薬は食育ゲームアプリの体験会で食や栄養の学びを提案。キユーピーは野菜・油・塩の量に配慮したV.O.S基準のサラダメニューを紹介、こちらもにぎわいを見せた。雪印メグミルクは酪農家の一日や乳牛について学びを分かりやすく紹介し、モランボンは大阪の食材を使った手作り餃子教室を開催。また、日本醤油協会や日本ソース工業会、全国トマト工業会、日本乳業協会、全国凍豆腐工業協同組合連合会など業界団体も多数参加した。

2日は「おおさかEXPOヘルシーメニューコンテスト」決勝戦も開催。マグロ解体ショーやアンパンマンショー、NMB48メンバーと地域の食文化を学ぶイベントも行われた。万博開催に不安や否定的な声がいまだ多い中、機運醸成に向けた意義あるイベントとなった。

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