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大阪で初の新商品発表会/オタフクソース

投稿日:2023年3月20日

粉もん作り体験会も実施

大阪支店で初の新商品発表会

佐々木執行役員

島原支店長

オタフクソースは3月14日、大阪支店としては初となる新・改訂品(3月1日発売)説明会を開催。併せて関西在住者向け「オタフク流たこ焼体験教室・新商品試食会」も行った。

執行役員の佐々木健一郎マーケティング部長は「今回強化したたこ焼ソース、焼そばソースは主力メニュー。本場関西で浸透・定着できるよう拡売していく」と意気込みを語った。

「だしと醤油のたこ焼ソース」(300g、税込280円)は、関西のたこ焼=だし重視と捉え、鰹・昆布・焼きあごの3種のだしブレンドでうま味をアップ。また、より使いやすくするために、とろみを調整、たこ焼にソースが絡みやすくした。

「焼そばソース」(500g・421円/300g・280円)は、焼そばがおいしくて調理が簡単なだけでなく、栄養バランスに優れていることを伝えるため、焼成感・うま味の改良を実施。糖を新規追加し炒めることで香ばしくなるように開発、また香味野菜を増量しうま味を高めた。

「おまかせ野菜漬の素」シリーズ(300ml、324円)は、野菜を漬けるだけで家族が好むやみつき味の野菜漬けが簡単にできる。粒ごま入りの中華風味「醤油&ごま油」、ニンニク・魚介のうま味が効いた「コク旨みそ」、味噌のコクとニンニクの風味の「甘旨ヤンニョム」の3種を用意。冷蔵庫の余り野菜を活用できるため食品ロスにも貢献。

「カットデーツ」(100g、324円)は、ドライフルーツ市場で存在感を高めているデーツ商材のさらなる拡大に向け開発。利用者の多くがヨーグルトやシリアルとともに喫食しており、あらかじめタネを取りカット済みにした。おやつやおつまみ、菓子作りなどに好適。

今年度からの3カ年は「あっ!おいしいってカンタン!」をキーメッセージに展開。関西と比べ日常的に家庭でお好み焼・焼そば・たこ焼を作っていない関東圏に向け、その簡便性や経済性、エンタメ性を訴求する。島原由里子大阪支店長は「物価高だが粉もんは節約メニュー。野菜漬けは簡便性を訴求し、デーツは栄養価の高い新素材としてメニュー提案に注力する。万博を控える関西市場へのお役立ちと世界に向けた粉もん文化の発信に貢献したい」と話した。

この後、同支店1階の研修センターで行われた消費者イベントでは、たこ焼・焼そばの調理体験を実施。参加者は粉もんを作り慣れているはずの関西人だが、〝外カリ、中トロ〟のたこ焼づくりは難しく、講師の説明を真剣に聞きながらも楽しくチャレンジしていた。

外カリ・中トロのたこ焼づくりに挑戦

リニューアルした同社商品で野菜たっぷりの焼そば作りも

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