マナー講座など充実の内容
フジッコは12月17日、「穫れたて新豆を味わう会」を神戸本社で開催。一般から8組16人の親子が参加し黒豆セミナーや簡易的な調理体験を行った。
同社が毎年開催してきた黒豆イベントは、本来は産地での種植えから収穫、調理を年間通して体験するものだが、感染症対策のため、今年は10月の収穫イベントから2年ぶりに再開、今回の調理体験会を迎えた。
当日は同社社員が黒豆について解説。丹波黒黒豆は、1粒の大きさが通常品と比べ3倍程度と大きい兵庫県の特産品で生産量は日本一。6月に植えて7月には茎の周りに土をかぶせる土寄せを行った。8月には花が咲き10月には豆が大きくなる。この時期が枝豆として最もおいしい。11月には枝豆が黒く硬くなり黒豆になることなどを紹介した。
この後、クイズや豆つかみゲームを実施。さらに神戸ポートピアホテル料飲部第2グループ・松岡大輔統括支配人を招き、テーブルマナーの講習も実施。ナプキンや箸の使い方、お椀のふたの開け方など大人でも間違って認識していることが多いマナーについて、親子ともども真剣に聞き入っていた。
さやから丹波黒をはずす新豆収穫の後、調理実習では同ホテル・北原省吾和食総括料理長を講師に「黒豆大福」「いちご大福」作りに挑戦。炊き上がった黒豆を大福の皮に詰め込んだり、黒豆を炒め、黒豆茶作りを行うなど参加者は楽しい食育イベントを満喫している様子だった。
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