小型店ながら品ぞろえ充実
ライフコーポレーションは12月8日、ライフ枚方T-SITE店(大阪府枚方市)をオープン。カルチュア・コンビニエンス・クラブが2016年から展開する、枚方市駅前の商業施設・枚方T-SITEの地下階に出店した。
昼間人口および20~40歳代が多いエリア。京阪本線・枚方市駅の1日当たり利用者は9万人と多く、同店舗では通勤・通学の夕方需要を獲得する。このため生鮮デリカや冷凍ミールキットなど、即食・時短商材を各部門で強化。デリカ構成比は13%強と高い。さらにビオラルと有機野菜を積極提案し健康志向に対応する。また、地元枚方市の和菓子店・大黒屋の商品をそろえたほか、京都市のだし入り麺類の冨美家、かまぼこの茨木屋などを導入、地域密着を図る。客単価は、駅前店舗のため1500円程度を想定。
売り場面積は952㎡と小型ながら、什器設置の工夫や近年再整備した物流・加工センターにより、大型店と比べても遜色のない品ぞろえを実現した。インストアベーカリーもないが、天保山のベーカリーセンターから商品供給することで鮮度・品ぞろえとも不足感はない。
【店舗概要】所在地/大阪府枚方市岡東町12-2▽年商計画/15億円▽店長/赤熊文和▽従業員数/85人(社員19人)▽1㎞商圏/2.4万世帯、1万1700人▽売上構成比(SKU)/農産12.8%(437)、水産11.2%(280)▽畜産10.8%(423)、デリカ13.2%(259)、日配22.7%(1715)、ドライ26.6%(4100)、非食品2.7%(400)
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