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展示会 関西トピックス

第3回西日本秋季商談会を開催/伊藤忠食品

投稿日:2019年10月29日

近年は市販用商品の取り扱いも進む

市販・業務用の垣根を越えた商談会

伊藤忠食品は10月24日、大阪の太閤園で「第3回ISC西日本秋季商談会」を開催。市販用30社(新規11社)、業務用34社(15社)、地域メーカー28社、ヘルス&ビューティー8社の計100社が出展したほか、大阪産集合陳列として5社が出品した。

この商談会は業務用をメインとしてきたが、近年は市販・業務用の垣根がなくなりつつある傾向から、市販用商材もウエートアップ。NB、地域、ヘルス&ビューティーのメーカーコーナーに加え、夏の展示会でも話題を呼んだエブリー「DELISH KITCHEN」、テクニカン「凍眠」ほか、コンフェックスグループの菓子、オリジナルブランド「からだスイッチ」の注目商品「プロテインショット」等を訴求した。

地域メーカーでは、大阪産(もん)の紹介や近畿のハム・ソーメーカーによる、こだわり品など温度帯商品を充実。「DELISH KITCHEN」のリテールサポートプログラムは、小売チェーン向けに全国で導入提案を進めている。また、大手外食チェーンが「DELISH KITCHEN」のレシピ動画制作及びアプリ・SNS広告のプランを採用した事例も紹介した。「凍眠」は料亭などが生鮮素材を旬の時期に一括で仕入れ、使いたい時に解凍して使うなど、鮮度・おいしさ提案に加え、利益確保にも貢献。凍眠市場ブランド商品も現状の50品目から、年度内には80品目程度まで拡げる見込み。「プロテインショット」は生協の共同購入や一部ドラックでも採用。高齢者の筋力維持、女性にはたんぱく質摂取による美容効果が支持を集めている。コンフェックスグループとの連携も徐々に進む。伊藤忠食品は百貨店ルート、コンフェックスはドラッグなど、それぞれ得意とする販路で互いの商品を販売することでシナジーを見込んでいる。

なお商談会は小規模ながら、来場者とのコミュニケーションが図りやすいと好評で、当日は200人程度が訪れた。

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