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展示会 関西トピックス 乾物

春季展示商談会開く/大乾

投稿日:2019年3月13日

乾物商材の魅力を紹介

大関ブランドの海苔と椎茸

大乾は第57回 春季展示商談会を大阪本社で3月12~13日に開催。前年より多い約80社が出展し、地域卸・業務筋・海苔椎茸業者・百貨店など約200社を招待した。

会場ではNBメーカーによる商品紹介や乾麺等の試食を実施。大乾コーナーでは自社「大関」ブランドの海苔や椎茸などの乾物、輸入缶詰の魅力を紹介。村瀬忠久社長=写真=は「乾物は作付けや生産者の減少による減産もあり厳しいが、健康面などでの見直しも進んでいる」とし、乾物の持つ価値や魅力を生かした新規獲得への意欲を語った。

なお、平成31年3月期の業績は前年並みか微減収を予想。売上の半分近い海苔が順調で百貨店向けギフトも増加したが、椎茸などが苦戦。椎茸は相場変動に悩まされ在庫過多となり、切干大根や乾燥ぜんまいは生産量減少などが影響した。

海苔は今シーズン生産量が前年を1割強下回るペースで、「最大産地の九州有明の減産が大きく、下物相場が高い印象」(村瀬社長)という。天候不順や暖冬が要因だが生産者の高齢化や廃業もあり、安定供給が業界の課題とした。

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