夫婦間の子育て支援プロジェクト
江崎グリコは、夫婦で取り組む育児「Coparenting(コペアレンティング)」を推進する「Co育てProject」の発表会を2月6日に都内で開催した。
このプロジェクトでは妊娠からはじまる1000日間を子どもの心と体の基礎をつくる大切な時期と捉え、夫婦間の子育ての課題解決を目指す。今回、プロジェクトの一環として、妊娠、育児期における夫婦間の意識の違いを認識し、課題解決に向けてサポートするCo育てコミュニケーションアプリ「こぺ」の無料提供を開始した。
スマートフォン向けアプリ「こぺ」には夫婦専用のメッセンジャーのほか、夫婦で共有できる育児ログ、妊娠から2歳までの1000日間に活用できるCo育てノウハウなど、子育てに役立つさまざまな機能を用意している。
また、東北大学と協働で妊娠期の夫婦が子育てに重要な〝感じる〟〝考える〟〝コミュニケーション〟を学べる「Co育てプログラム」を開発。今後は地方自治体や産院等の希望団体への無償提供を予定しており、同プログラムの効果を継続的に調査・研究していくことで、Coparenting社会の実現に向けた実装型の産学官協働プロジェクトを推進する。
江崎勝久社長は子育ての新たな取り組みについて、今春の発売を目指す「乳児用液体ミルク」をはじめとしたベビー・育児商品群の強化と、妊娠・育児有給休暇の枠を超えた社内人材制度の改定にも力を入れる方針を示した。
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