「Blueberry Life Lab」セミナー
カナダのブルーベリー大手生産事業者であるシルバーバレーファーム(ブリティッシュコロンビア州、レイ・ビリン代表取締役社長)が、ブルーベリーのもつ高栄養価や健康効果を日本向けに発信するプロジェクト「Blueberry Life Lab(ブルーベリーライフラボ)」を始動。
第1弾プログラムとして、家庭でも簡単に作れるブルーベリー使用のレシピを9月16日にセミナー形式で紹介した。
シルバーバレーファーム社は、世界第2位のブルーベリー生産地であるカナダのブリティッシュコロンビア州において、212haの畑でブルーベリー10種類を栽培しており、2019年は生鮮ブルーベリー約2300t、冷凍ブルーベリーは約8200tを生産した。日本でも北海道余市郡で約15haのブルーベリー農園を経営している。
日本への輸出は2011年からで、昨年から本格的なプロモーションを開始。日本では冷凍ブルーベリーの認知度向上が必要不可欠であるとの市場調査結果を受け、SNSなど多様なメディアを活用して消費者向け情報発信強化計画「Blueberry Life Lab」プロジェクトを始動させた。
「Blueberry Life Lab」プロジェクト始動記念セミナーでは、管理栄養士でフードコーディネーターの清水加奈子氏が「免疫力を高める食生活とおすすめ食材としてのブルーベリー」と題し、ブルーベリーの栄養価と健康機能性について紹介。
免疫力を高めるための食生活には、抗酸化物質であるポリフェノール(アントシアニン)やビタミンE、腸内の善玉菌を増やす食物繊維などの摂取が効果的であり、ブルーベリーはこの3栄養素が含まれた高栄養価食品。ほかにも健康メリットが多いことから、北米では「スーパーフード」として認知されている。
また、ブルーベリーの旬は短く収穫最盛期6~7月ころのため、調理には冷凍を使用するのが便利。そのまま果物として食べるだけでなく、ヨーグルトや飲み物に入れたり、甘酸っぱいので砂糖や酢の代わりとしても。菓子・デザート材料のほか、肉との相性もよいのでさまざまな料理への利用が適しているという。
今回紹介されたレシピは、在宅勤務中のランチにおすすめの「豚肉のしょうが焼きブルーベリー風味プレート」、休日の贅沢ランチにぴったりの「サーモンとアボカドのブルーベリー巻き寿司」、お酒のつまみにも最適「甘辛手羽唐揚げブルーベリー風味」、子どもと一緒に作れるおやつ「ブルーベリーチーズティック」「ブルーベリー大福もち」の計5品。
各レシピはInstagram公式アカウントに今後掲載される予定。
左:和の調味料との組み合わせでさっぱりまろやか「豚肉のしょうが焼きブルーベリー風味プレート」
右:和素材とのコラボで見た目にもインパクトがある「サーモンとアボカドのブルーベリー巻き寿司」
公式サイト(日本語ページ)
https://silvervalleyfarms.ca/?lang=ja
Instagram公式アカウント
https://www.instagram.com/silvervalleyfarms/?hl=ja
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