IT活用し利用客の利便性向上
回転寿司チェーン「スシロー」を展開するあきんどスシロー(大阪府吹田市)は5月13日、東京港区の八芳園で2019年下期事業戦略を発表。スシローグロバールホールディングスの水留浩一社長CEOらが概要を説明した。
出店戦略では、消費者からの要望に応え都心進出強化を打ち出した。現在、山手線沿線では「BIGBOX高田馬場店」の9階に構える高田馬場店、繁華街地下の南池袋店、住宅地に近い五反田店、観光地として外国人も多い上野店と異なる立地の4店舗を展開。メインの郊外店と同様の実績が上がっており、都心立地成功への確信を得たという。
同社では東京都内での認知度向上を図るべく、5月下旬から都内に回転寿司をモチーフにした巨大広告を展開。物件オーナーへのアピールにもつなげる。またSNSを活用したキャンペーン「出店場所総選挙」(山手線全線出店プロジェクト)も実施する。
ITを活用した次世代サービスとしてお客の利便性向上策も講じる。「Googleアシスタント」を活用し、運転中でもスマホに話しかけるだけで来店受付が可能だ。
一方、下期販促企画の軸を成す、スシロー史上最大級の「スシロー3連発創業祭」を5月14日から6月30日まで実施。第1弾「ほぼ倍ネタまつり」、第2弾「100円復刻まつり」、第3弾「3貫盛りまつり」と人気№1のマグロを目玉商品としたフェアを矢継ぎ早に繰り出す。テレビCMには、人気お笑いコンビの霜降り明星を起用する。
WEB先行記事