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ミシュランガイド東京2020を発刊/日本ミシュランタイヤ

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新たな三つ星に日本料理「かどわき」(港区)

三つ星11軒のシェフ

日本ミシュランタイヤ(東京都新宿区、ポール・ペリニオ社長)は、厳選した飲食店・レストラン、宿泊施設を紹介する「ミシュランガイド東京」(税込3498円)を11月29日から発売。11月26日には東京プリンスホテルで、記者会見および出版記念パーティーが開催された。

ミシュランガイド東京版は2007年にアジアで初めて発行されて以来、今年で13回目。今回は464軒の飲食店・レストランと34軒の宿泊施設が掲載され、13年連続の3軒を含む11軒が三つ星評価を獲得。57軒の飲食店・レストラン、宿泊施設が新たに掲載された。

星の評価はミシュランガイド独自の5つの基準により、三つ星「そのために旅行する価値がある卓越した料理」、二つ星「遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理」、一つ星「近くに訪れたら行く価値のある優れた料理」がある店として表現。ビブグルマンは「価格以上の満足感が得られる料理(良質な食材で丁寧に仕上げており、6000円以下で楽しめる)」で評価される。

東京は三つ星レストランが11軒、二つ星レストランが48軒、一つ星レストランが167軒、ビブグルマンが238軒。全226軒の星付きレストランが掲載され、今年も世界一星の多い都市となった。

13年連続で三つ星に輝いた飲食店・レストランは、「かんだ」(港区/日本料理)、「カンテサンス」(品川区/フランス料理)、「ジョエル・ロブション」(目黒区/フランス料理)の3軒。この他、「鮨 よしたけ」(中央区/寿司)、「神楽坂 石かわ」(新宿区/日本料理)、「虎白」(新宿区/同)、「まき村」(品川区/同)、「麻布 幸村」(港区/同)、「龍吟」(千代田区/同)、「ロオジエ」(中央区/フランス料理)。「かどわき」(港区/日本料理)は2009年の初掲載から二つ星を維持し続け、今回初の三つ星を獲得した。

また、二つ星に評価を上げた「プリズマ」(港区/イタリア料理)は、現在日本で唯一のイタリア料理での二つ星となり、「ミシュランガイド東京2011」以来9年ぶりの快挙となった。

その一方で、2019年版まで三つ星を獲得した「すきやばし次郎本店」(中央区/寿司)、「鮨 さいとう」(港区/寿司)は一般予約が不可となったため、ミシュランガイドの評価対象外となっている。

パーティー会場では一つ星、二つ星の掲載店の紹介が行われた後、三ツ星に輝いた掲載店の料理人・シェフを紹介し記念品を贈呈。その後、来場者に「ミシュランガイド東京2020」を配布した。

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