日本初上陸チョコなど130ブランドを展開
あべのハルカス近鉄本店は、関西地区の百貨店の先陣を切る形で1月18日~2月14日まで、バレンタインフェア「ショコラ コレクション2019」を展開する。バレンタイン市場は近年シュリンク傾向だが同店は毎年売り上げを拡大。今年は前年比約1割増の8億円を目指し、世界14カ国から約130ブランドを展開する。
近年のバレンタイン商戦では、年に一度の楽しみ、自分へのご褒美として購入する人が増加、限定企画も好評のことから今年も重点的に展開。限定商品では、オーストラリアで活躍する日本人ショコラティエールと田端酒造(和歌山)のコラボレーション「Sake&Gоji berry」=写真=に注目。日本酒に漬け込んだゴジベリーを酒のジュレに閉じ込め、ダークチョコで包み込んだ。また限定企画として、生チョコデニッシュやチュロスなどチョコスイーツ約30種も取り扱う。
さらに、チョコレート専門カタログ「幸福のチョコレート」(フェリシモ)のカリスマチョコレートバイヤー・みり氏が世界から集めた26ブランド35点と、日本初登場の13ブランド(同店限定5点)も販売する。
1月11日に行われた内覧会で、みり氏は「本当においしいチョコレートが食べられるのは、気温が下がるバレンタイン近辺の3カ月」とチョコレートの楽しみ方を紹介。近鉄百貨店百貨店事業本部商品政策推進部・志和孝司氏は、若年層の取り込みに意欲を見せた。
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