THE FOOD WEEKLY

飲料

重点課題は 健康・環境分野/キリンビバレッジ

投稿日:2021年1月21日

午後の紅茶は発売35周年

堀口社長㊧と山田雄一執行役員マーケティング部長

キリンビバレッジは、2021年の戦略スローガンに「CSVを基軸としたポストコロナに向けた再成長」を掲げ、「健康」「環境」分野を重点課題として事業を展開する。主力「午後の紅茶」「生茶」に加え、好調な「iMUSE」を軸に清涼飲料合計で2億2020万ケース(前年比104%)の販売を目指す。

堀口英樹社長が1月21日にオンラインで会見。昨年はコロナ禍で前年比93%と縮小した市場の中で、同社も91%と苦戦。堀口社長は「コロナがビジネスチャンスを教えてくれた」と強調し、健康と環境分野への狙いを語った。

健康分野では、昨年に引き続き「摂りすぎない健康」「プラスの健康」カテゴリーに注力する。「摂りすぎない健康」は、「午後の紅茶」「生茶」を中心に無糖・低糖飲料を拡充。600mlPETボトルの「ファイア ワンデイ ラテ微糖」も3月に新発売する。「プラスの健康」は、キリングループの独自素材「プラズマ乳酸菌」を活用した「iMUSE」を拡販する。

キリンホールディングスと資本業務提携した、ファンケルとのシナジー創出も加速させる。4月には、共同開発商品「キリン×ファンケル デイリーアミノウォーター」を新発売する。

環境分野では、「生茶」をフラッグシップブランドとして育成。コンビニで再生ペット樹脂100%使用の「R100ペットボトル」採用商品、量販・ECチャネルでラベルレス商品を展開する。さらに三菱ケミカルとケミカルリサイクルによるペット再資源化に向けた共同プロジェクトを開始。「キリングループ プラスチックポリシー」による「27年までに日本国内におけるPET樹脂使用量の50%をリサイクル樹脂に」の実現を目指す。

ブランド別では「午後の紅茶」が発売35周年を迎える。3月に「ストレートティー」「ミルクティー」「レモンティー」をリニューアルし、・午後ティー史上最高おいしい!・を伝える。スリランカの茶産地支援コミュニケーションも行うなど、年間で5420万ケース(111%)を計画。  「生茶」は、「生茶」「同 ほうじ煎茶」の2本柱の確立と「同 デカフェ」を継続的に育成し、2980万ケース(106%)の年間計画。

「iMUSE」は、昨年プラズマ乳酸菌入り飲料が前年比約2.4倍と大躍進。今年は〝免疫力を維持して、安心して日常を過ごしたい〟というニーズに寄り添い、さらなる飛躍を目指す。プラズマ乳酸菌入り飲料トータルで410万ケース(128%)を計画する。

また、在宅勤務の増加で売り上げが減少する自動販売機について、「長期的に回復は望めない」と展望。今後は台数増加施策を見直し、不採算機の整理、固定費の削減、メンテンナンスなど非競争分野の他社との協業を図り自販機の高利益化を目指す。

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