
シャウエッセンの音の秘密を実証実験

他のウインナーとの比較(サウンドスペクトログラム)
日本ハムの看板商品「シャウエッセン」。その最大の特長は「パリッ?」とした食感で、歯ざわりや耳心地が良いことからSNSで話題となることも多い。このパリッとした響きは人の耳に実際にはどのように聞こえ、食べる際にどう影響を与えるのか?同社はこれを確かめるべく、音を科学的に分析する日本音響研究所(所長:鈴木 創)とともに、シャウエッセンの「音」に関する検証実験を行った。
その結果、シャウエッセンの「パリッ」音は、①高周波成分(キレの良さ)②聴覚感度の良い周波数帯(耳に届く音)③口腔内共鳴(美味しさを想起させる音)の3 要素が噛んだ瞬間に凝縮されているほか、残響(噛んだ際の余韻)を楽しむことが出来る点も明らかに。また、同研究所が保有する過去のさまざまな音データと比較した結果、音の構造が野球のホームラン音に類似するとの面白い特長も判明した。
【実験概要】
食べ物を口にする際、実際にはひと口噛むだけでも破断によって同時に55~6 個の音が鳴っている。シャウエッセンの場合は、単位時間あたりで幾つの音がどの周波数帯で強く出ているのか、その特長を調査。分析データは、3 次元のサウンドスペクトログラム (縦軸に音の高さを示す周波数〈単位:HzHz〉、横軸に時間〈単位:秒〉、表示色で相対信号強度〈音の大きさ〉で示すことによって音の特長を可視化。
【実験対象と方法】
・被験者:10 代~60 代の男女16人
・測定方法:
日本ハムの製品A~C(A:シャウエッセン、B:コラーゲンによる人工皮のウインナー、C:羊腸を使ったウインナー)、シャウエッセンに近い価格帯の他社製品のDとEの合計5 種類のウインナーを被験者が5 回ずつ喫食し、噛んだ瞬間の音を高精度マイクロフォンで収音。
・サンプルデータ数:1種類につき80データ、合計400本分
・調理条件:
各ウインナーは温度、ボイル時間など全て同じ条件で調理したうえで、1皿目はA→B→C→D→Eの順、22皿目はB→C→D→E→Aと順番を変えて提供。
・実施時期:2025年9月
・実験監修:日本音響研究所
<参考>本実験結果の詳細は、以下URLから
https://www.nipponham.co.jp/tanpaku-mirai/enjoy/08/
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