THE FOOD WEEKLY

イベント・講演 関西トピックス 麺類

野口聡一宇宙飛行士がチームワーク術を直伝!/カップヌードルミュージアム大阪池田

投稿日:

特別企画展を7月31日から開催

チームワークの大切さを語る野口宇宙飛行士

カップヌードルミュージアム大阪池田は、名誉館長の野口聡一宇宙飛行士が講師を務める子供向けセミナー「野口さん直伝!宇宙飛行士流チームワーク術」を7月30日に開催。30人の小学5~6年生の子供達が現地で参加し、オンラインでは約750人が視聴した。

セミナーでは、野口さんが自身の体験談を交えながら「チームワーク」の重要性について講演。続いて、参加者はチームに分かれて紙のみを使ってタワーを作るワークショップに挑戦した。初回の作戦タイムでは、多くのチームが消極的な姿勢を見せたが、タワー作成後には課題が明確化され、2回目の作戦会議では積極的なコミュニケーションが見られた。野口さんは1回目と2回目のチームの変化を称賛し、「チームを強化していくためには、自分の考えや思いを積極的に伝え、お互いの特性を理解し合うことが大切です」と語った。

また同日、7月31日から開催の企画展「〝人類初!宇宙でラーメンを食べた〟野口聡一宇宙飛行士」の先行披露会を実施。2022年7月から23年3月まで「カップヌードルミュージアム 横浜」で開催した内容に、新たな展示品を加えて開催する。展示期間は7月31日~25年3月31日。

世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」の開発で陣頭指揮を執った安藤百福氏と、野口さんの交流をパネル展示で振り返るほか、野口さんが国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在ミッションに携行し、地球に持ち帰った安藤百福の書「宇宙世紀 優劣共生」(色紙)の実物を西日本で初公開。さらに、宇宙で「スペース・ラム」を食べる野口さんの映像や、宇宙での滞在中に実際に使用したフォークやスプーン、箸などを展示するほか、ISSで海外のクルーに好評だった法被を新たな展示品として初公開する。

野口さんは「日常で使う・食べるものを宇宙に持っていくとどのようになるのか、実物を見て楽しんでいただきたい」と企画展の見どころを説明した。

previous arrow
next arrow
Slider

WEB先行記事

-イベント・講演, 関西トピックス, 麺類

Copyright© フードウイークリーWEB|週刊食品 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.