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新体制発足で注目の展示会/三井物産流通グループ

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ビッグサイト南で盛況

新生・三井物産流通グループ最初の展示会が開催

三井物産流通グループは7月10・11日、東京ビッグサイト南展示棟1・2ホールで、〝明日をつくる みんなのチカラ〟をテーマに「FOOD SHOW 2024」を開催。新規出展40社を含む433社のメーカーが出展し、約2800人(前回約2500人)が来場した。

出展社数は前回から19社減少したが、元気マーケットコーナーが大部分を占め、市販用や酒類、業務用、日配など大手NBを中心とするコーナーは出展社数を伸ばした。入場口では昨年8月に稼働した基幹センター(首都圏東物流センター)の機能紹介を中心にグループの物流ソリューションのパネル展示を前に、柴田幸介社長が2日間にわたって来場者を迎えた。

同社提案ゾーンでは、消費者の多様化するライフスタイルを分析したパネル展示。さらには顧客満足度と売り上げアップの鍵を握るベーカリースイーツや、いつもの場所で特別なティータイムを楽しむカジュアルアフタヌーンティー、コロナ禍で進んだ家飲みをもっと楽しむレシピを提案。

同社の差別化戦略の一つとして、国内青果事業をアピール。種苗会社をベースにするゼブラグリーンズ(兵庫県加古川市)が手掛けるリコピン豊富なトマト「たまとま」(原産地大阪府・兵庫県)は、卵のパックに入った見た目も店頭効果抜群だ。他にも新潟茶豆やJAS有機椎茸など、こだわり野菜の取り扱いを拡大している。

他にもグループ会社、藤徳物産や浅井酒類、永井商店から地域の魅力ある商品を展開。もちろん「ハートフル畑」「にっぽん元気マーケット」などオリジナル商品もしっかりとアピール。「ハートフル畑」からは、茹で伸びしにくい生麺食感が自慢の二夜干し製法でおなじみ、藤原製麺が製造する「鍋〆用ラーメン」(70g×2、想定売価158円)が新登場。数量限定で販売される。

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