G7各国をイメージ
一般財団法人お好み焼アカデミー(佐々木茂喜代表理事=オタフクホールディングス社長)は2月20日、G7広島サミットに向けた「G7各国をイメージしたお好み焼メニュー発表・試食会」を開催した。
同アカデミーは産官学が連携し2014年に発足、お好み焼を通じて全国各地の地域活性イベントなどで活躍してきた。22年11月時点でお好み焼店などを中心に会員は250店舗(広島県外・海外店舗含む。地元店舗は約200店舗)、賛助会員は51企業がアカデミーを形成している。
今年の5月に行われる広島サミットに向け、昨年はひろしまブランドアンバサダーに就任し「team Oko-novation」プロジェクトを立ち上げた。今回のメニュー発表会が、その活動の第1弾となる。佐々木理事長は「7カ国を代表するメニューや素材を参考にメニューを開発。サミット参加国の人たちに味わってもらい、自国に持ち帰って楽しんでくれることを期待している」と話した。
今後はオタフクソースによる活力フェアで、メニュー啓発を図るほか、ポスターやレシピ集も配布する。広島県内にはお好み焼店が1600件、広島市内だけでも700件程度が存在するため、より多くの店舗に参加を呼び掛ける。
今回のメニュー自体はあくまで参考例として提案、各店舗がアレンジしてオリジナルメニューを展開することを想定している。協賛メーカーの営業スタッフが店舗フォローに動き出しており、3月末から4月にかけてG7メニューが店舗で展開開始される見通し。
【メニュー内容】①フランス/「ガレット」お好み焼の生地をベースにそば粉を加え、具材を包み焼に②アメリカ/「ハンバーガータイプ」小さなお好み焼をバンズでサンド③イギリス/お好み焼にフィッシュ&チップスを重ねた④ドイツ/「ソーセージ、ポテト&ザワークラフト」ドイツを代表する食材3種を重ねた⑤日本/「肉玉そば」広島お好み焼のオーソドックスメニュー⑥イタリア/「カルボナーラ」パスタ麺のお好み焼。カルボナーラ風ソースで味付け⑦カナダ/「メープルシロップ」お好み焼の生地でりんごをサンド。デザートメニュー。
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