老舗洋食店が激戦を制す
カゴメは2月2日、カゴメオムライススタジアム2023関西大会を大阪ガスショールーム・ハグミュージアムで開催。書類選考を通過した4店舗が技を競い、神戸市のグリル一平三宮店が熱戦を制した。
「日本一食べたくなるオムライス決定戦!」と題した同大会には、全国123店舗がエントリー。9エリアで地区大会を開催し、勝ち上がった店舗を対象にWEB投票でベスト3を選出。5月13日にABEMA特別番組内で決勝大会を行い、日本一を決める。
斉藤茂幸支店長は「関西は洋食店が多く、大阪がオムライス発祥との説もある。激戦区を勝ち抜いた関西代表の全国優勝を願う」と期待を寄せた。同社の調べによると、家庭で食されるオムライスは年間4億食にものぼり、ケチャップ利用の3割はオムライスという。斉藤支店長は「人と人との笑顔をつなぐ素敵なメニューを、プロの技で作り上げてほしい」と激励した。
当日は、和歌山県の墨パウダーを使った真っ黒なチキンライスが特長の「喰BAR Replay」(和歌山県岩出市)、創業1952年の歴史を誇る「グリル一平三宮店」(兵庫県神戸市)、兵庫県産の食材を使い白いオムレツが特長の「神戸ポートピアホテル ダイニングカフェSOCO」(兵庫県神戸市)、韓国産の味噌を使用したタッカルビオムライスの「長屋オムライス大阪駅前第3ビル店」が独自のオムライスメニューを披露。
50分の熱闘の後、審査員(ハグミュージアム・佐藤尚巧館長、ホテルグランヴィア京都・佐藤伸二総支配人、オムライス研究所・岸本好弘所長、オムライスブロガー・向島直樹氏、カゴメ・斎藤茂幸支店長)の実食・審議を経てグリル一平三宮店が地区代表に決定。審査ポイントのコメ・トマトソース・卵のバランスが高く評価された。同店舗では「関西代表として胸を張って全国大会に臨みたい」と喜びを語った。
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