コーヒーのリラックス効果で作業効率UP
日本人の睡眠不足や睡眠負債の課題解決に向け、コーヒーを通じた新しい睡眠スタイルを2017年から提案しているネスレ日本が新たな取り組みを始める。注目したのが、毎日多くの乗降客で賑わうターミナル駅だ。
JR東日本(東日本旅客鉄道)が運営する個室ブース型シェアオフィス「STATION BOOTH」とコラボした、「STATION BOOTH supported byネスカフェ 睡眠カフェ」を大宮駅構内「えきたびマーケット」内に6月30日~12月31日まで展開する。ブースには、作業デスクとリクライニング機能付き高品質レザーチェア、「ネスカフェ」のコーヒーや水を提供するマシン「AQUA WITH/ネスカフェ ドルチェグスト ジェニオアイ」を設置する。15分330円(税込)。
ネスレは、仮眠前にカフェインを含むコーヒーを飲み、15分程度の仮眠後にパフォーマンス向上が期待できる「コーヒーナップ」を提案している。これまで期間限定で仮眠体験施設の導入や、21年3月からは「ネスカフェ 睡眠カフェ in原宿」を運営するなど認知拡大を図ってきた。
ただ今回展開するブースは、「コーヒーナップ」に通ずるコーヒーのリラックス効果を狙ったワーキングスペースとして仮眠は推奨していない。仕事の合間にコーヒーを楽しむことで、作業効率がアップできる施設として多忙なビジネスパーソンをサポートしていく。まずは大宮駅に1台でスタートさせ、利用状況によっては今後他の駅への拡大も検討する。
「STATION BOOTH」サイト
https://www.stationwork.jp/booth-desk-franchise/base-search/base-details/?floorId=600&type=2
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