新たに「丸山珈琲」「上島珈琲店」など導入
カプセルコーヒー&ティーマシン「KEURIG(キューリグ)」を展開するカップスは、有名カフェとのコラボレーション戦略を加速させる。6月18日から「上島珈琲店」のアイスコーヒーをはじめ、新たにスペシャルティコーヒーの「丸山珈琲」、カフェチェーン「サンマルクカフェ」、日本茶の「辻利」を冠したカプセルを発売する。
「キューリグ」は全米ナンバーワンシェアのカプセル式マシンだが、日本での存在感も高めている。市場には先行する競合も多いが、コラボ商品を差別化戦略として掲げる。「マルチブランド、マルチドリンク」をコンセプトに、これまで「上島珈琲店」「小川珈琲」「プロント」など17ブランド30種類をそろえ売り上げを伸ばしてきた。
新フレーバーは5種類(各1箱12個入)。「丸山珈琲 ブレンドコーヒー」(税込1620円)は、深いコクとチョコレートのような風味。「上島珈琲店 アイスコーヒー」(1231円)は、カラメルのような甘みのある味わい。「サンマルクカフェ ブレンドコーヒー」(同)は、深いコクとすっきりした酸味。「辻利 宇治抹茶入り煎茶」(1620円)は、宇治抹茶を入れた香り高くまろやかな味。「同 宇治ほうじ茶」(同)は、丁寧に焙じた香ばしさが特長。12種類の味が入った「お店の味が楽しめるアソートセット」(1404円)も発売する。
9日に都内で開催したメディア向け体験会で西本圭吾社長は、「多くのお店の味が選べる楽しさ」が強みだと説明。今後は半年ごとに2ブランドを追加し、商品数を40種類程度に増やす。すでにビッグブランドとの商品や、夏場には新たなコミュニケーションも予定しており、「今後もキューリグの動向に注目してほしい」と話し、市場に新風を巻き起こす。
「キューリグ」公式サイト
https://www.keurig.jp/
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