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金額よりも気持ち優先「お中元ギフトセンター」5月26日オープン/そごう横浜店

投稿日:2021年5月27日

神奈川・横浜のオリジナルギフト約350種も販売

そごう横浜店「お中元ギフトセンター」では約1300点を展示

首都圏における「2021年お中元商戦」がスタートした。

そごう横浜店(神奈川県横浜市)が首都圏の主要百貨店でいち早く、5月26日に「お中元ギフトセンター」をオープン。
新型コロナ感染防止拡大に配慮してオープニングセレモニーなどは行わず、店内の混雑・密集・飛沫感染を避けるための取り組みが徹底されての開設だ。
しかし、5月13日に先行スタートしたオンライン販売「e.デパート」や、カタログ冊子での注文を事前に促したものの、ギフトセンター開設を待ちわびていた客が開店直後に来場。想定外ではあったものの、コロナ発生以前の開設初日の賑わいが幾分ながら、一時的に戻ったかのような風景であった。
一方で、商品を選ぶ際の所要時間は比較的短い。事前にカタログである程度目星をつけ、店頭で確認して購入――というケースが多いからだ。そのため承りカウンターに長蛇の列ができることはなく、客側も混雑・密集をなるべく避けるよう努力し、行動していることがうかがえる。

そごう横浜店では今年、約1900点のお中元ギフトを取り扱う。
そごう・西武の全店舗共通テーマギフト「帰省の代わりに『日本の美味』で元気を贈る」(全9種)をはじめ、「自宅用のお買い得品」のお取り寄せ(全258種)や定番商品など、共通カタログで1547点。
加えて、地域性を特に重視しているそごう横浜店では「神奈川・横浜おすすめギフトセレクション」(約350種)などを、オリジナルカタログや店頭で紹介している。

また、今年はこれまで以上に顧客ニーズを反映し、社会情勢を踏まえた品ぞろえとなっている。
「1年以上帰省できていない」「気持ちを形にして贈りたい」といったニーズに応え、本物志向とお得の両面で多展開しているのが、今中元の特長でもある。
コロナ以前は送料込み5000円程度の商品が売れ筋の中心価格帯であったが、今年は天然あゆや国産黒毛和牛のセットなど、1万円以上の厳選グルメも多数用意。客は商品選択時に、金額よりも「まず気持ち」を優先し、品質・見た目・体験価値を考慮。その上で予算に合った商品を選んでいるようだ。

そのため、そごう横浜店オリジナルのギフトセレクションも、これまでとは異なる傾向にある。
全国的にも有名な神奈川・横浜の名店・銘菓などに加え、県外ではあまり知られていないが「地元では超有名な自慢の一品」を取りそろえた。「地元から、気持ちと共に美味しいものを届けたい」「イエナカでも地元を楽しみたい」…そんな気持ちが伝わるような商品ばかりである。
一例では、神奈川県厚木市にある老舗豆腐店・富塚豆腐店「愛甲三郎ざる豆腐セット」(送料込5616円)、横浜市戸塚区に本店を構える日本料理店きじま「きじまの冷凍和惣菜」(送料込6000円)、神奈川を代表するブランド和牛「神奈川県産葉山牛サーロインステーキ用」(送料込16200円)、NPO主導の地域活性化プロジェクトから誕生した湘南工房「湘南みかん&湘南トマトセット」(送料込4212円)など。
なお「神奈川・横浜おすすめギフトセレクション」は「e.デパート」で取り扱っておらず、そごう横浜店の店頭のみで販売している。

そごう横浜店のお中元ギフトセンター開設は7月20日まで。「e.デパート」では8月6日まで注文を受け付けている。

「そごう・西武」公式サイト
https://www.sogo-seibu.jp/

「そごう横浜店」公式サイト
https://www.sogo-seibu.jp/yokohama/

「そごう横浜店」お中元サイト
https://www.sogo-seibu.jp/yokohama/topics/page/ochugen2021.html

オンライン販売「e.デパート」
https://edepart.omni7.jp/basic/a10010000

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