理論的思考力や問題解決能力を育む
江崎グリコは11月15日、東京都目黒区のトキワ松学園小学校でプログラミングを楽しく学べる「GLICODE(グリコード)」特別授業を開催した。
小学校では来年4月の2020年度から新学習指導要領の導入が予定され、プログラミング教育が義務化される。これを受けて同社では理論的思考力や問題解決能力の観点から教材「グリコード」を開発した。このプログラムは総務省推進の16年度「若年層に対するプログラム教育の普及推進」事業に認定されており、全国20カ所以上の小学校で実施。18年度には兵庫県芦屋市「あしやキッズスクエア」(放課後子供教室事業)と協業した学童教室や、児童養護施設の子どもたちを招待したグリコピアでの体験会など計15回実施された。
授業では菓子「ポッキー」とスマートフォンを使い、プログラミングの原理が容易に学べる。規則に応じてポッキーを並べて写真撮影。これでキャラクターに動きの指示を出して泣いている女の子を助ける仕組み。難易度は異なる約40通りのステージを用意。サポートする先生役はグリコ社員が務めた。
今回のトキワ松学園小学校では1〜3年生の児童13人が参加。子供たちからは「簡単」「難しい」などと笑い声が上がり、時に真剣な眼差しで授業に参加していた。
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