全国で過去最大級のプロモーションを展開
アサヒ飲料の「カルピス」が7月7日・七夕の日に発売100周年を迎える。6月27日に東京・浅草の本社ビルで会見し、今夏の飲食店向け施策を発表。営業推進部の玉越伸一次長は「過去最大規模の施策で『カルピス』の取扱店に向け、飲用拡大を図る」と意気込みを話した。
業務用飲料市場は約190万klと見込まれ、近年微増傾向にあり、同社は業務用飲料市場(コーヒーディスペンサー除く)ではシェア10%強の2位につける。中でも「カルピス」が牽引しており、ソフトドリンクやアルコールの割り材など汎用性の高さが支持されている。
業務用「カルピス」は年初来の100周年施策が寄与し、1~5月の販売実績は前年同期比105%と好調に推移。7月7日に向けさらなる拡販を目指し、取り組みを強化する。
注目は7月1~7日、地元浅草「船宿あみ清」の屋形船4艘を「七夕丸」と称し航走するタイアップ企画。船内では食事とともに「カルピス」メニューが楽しめ、七夕にちなんだ笹の葉、短冊も用意。船外には「7月7日はカルピスの誕生日!今年カルピスは100周年!」と装飾。1日と7日には浅草駅前で特製うちわを配るほか、7日18時の出航にはパフォーマーによるイベントも計画している。
また6月8日~7月7日には全国の飲食店約2600店舗で、「カルピス」メニューの注文客にオリジナルグラスマーカーをプレゼント。さらにグラスマーカーを撮影し、ハッシュタグを付けSNSに投稿すると抽選で「オリジナルVisaギフトカード(3000円分)」「ポーションギフト」が抽選で各1000人に当たる。
この他、7月6~7日には、全国3カ所のビアガーデンで「『カルピス』100th記念イベント」を実施。「伊勢丹新宿店本館屋上ビアガーデン スカイパラダイス ビアガーデン」「ビアガーデン マイアミ 名古屋栄店」「ANAクラウンプラザホテル大阪 中之島アーバンリゾート ビアガーデン」でオリジナルカクテル3種類(彦星、織姫、天の川)を提供する。各会場では浴衣を着た水玉ガールが「カルピス」メニューをPRする。
ビアガーデン会場以外でも6月1日~8月31日には全国の飲食店約1200店舗で笹の葉、短冊で〝七夕の願い〟を記載する「夏の『カルピス』フェア」を行う。集まった短冊は「七夕まつり」で有名な国宝大崎八幡宮(宮城県仙台市)への奉納が行われる。
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